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野球 コラム 2026年3月22日

吉田正尚、真価を証明するメジャー4年目へ

MLBコラム by 山田 結軌
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ツインズ戦で力強くスイングする吉田

落ち着いた口調はいつもと変わらない。3月19日(日本時間20日)、レッドソックスのr吉田 正尚外野手(32)は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)からチームに合流して2試合目、ツインズとのオープン戦に出場した。

「1番・DH」で3打数無安打、1四球。翌20日(同21日)のレイズ戦は3打数ノーヒット。WBC後、1四球を選ぶものの、11打席で安打が出ていない。

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「(WBCで)勝って終わればまた違うんでしょうけど、負けて終わるとどっと疲れは(ある)。不思議ですけど。どんよりした感じ、重たい感じにはなります」

侍ジャパンとして連覇を目指した激闘の日々は、準々決勝のベネズエラ戦で終わった。緊張感が高く、プレッシャーのかかる試合の次は、休む間もなくメジャー4年目の開幕に向かう。選手層の厚いレッドソックスの外野&DH争いで出場機会を得るための戦いがある。

「本当に素晴らしい選手たちがいますし、その中であとは本当に(起用方針は)コントロールできない部分があるので、そこに関しては分かりません。やっぱり頭(スタメン)からいくということが、選手である以上は意識していかないといけないと思います。そういうポジションだと思って自分もやっています」

WBCベネズエラ代表で昨季22本塁打のウィルヤー・アブレイユ(26)は、準々決勝の日本戦で7回に逆転決勝3ランを放った左打ちスラッガーだ。

また、WBC米国代表で21歳のホープ、昨季途中に8年1億3000万ドル(約205億3000万円)の大型契約を結んだロマン・アンソニー、昨季ゴールドグラブ賞を獲得し、16本塁打&20盗塁のセダン・ラファエラ(25)、2024年のオールスターMVPのジャレン・デュラン(29)がいる。

さらにDHには一塁手と兼任の右打者、通算172本塁打のウィルソン・コントレラス(33)もいる。5年9000万ドル(142億1200万円)の大型契約で4年目を迎える吉田は、今季年俸が1860万ドル(約29億6150万円)。それでも、レギュラーを確約されない厳しい立場だ。

オープン戦での打席に向け準備する吉田

昨季は右肩手術からリハビリを続け、メジャー復帰は7月。9月には打率.333、出塁率.351、OPS.837の好成績を残した。ヤンキースとのポストシーズン、ワイルドカード・シリーズでは3試合に出場、7打数4安打2打点で勝負強さを発揮した。

「健康面に関しても悪くなかったですし、去年1年は肩のリハビリもずっと室内ですごくハードにやってましたし、その中でゲームにアジャストしていきながらという感じだった。9月はルーティンワークもしっかり確立してできましたし、それがそのままゲームにうまく移せていた」

出場機会を得るためにコンスタントな結果を示さなければいけない。WBCから戻り、ノーヒット。この数字だけで吉田の立場が危うくなることはないが、真価を証明するシーズンが待っていることは間違いない。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

J SPORTS 放送情報

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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