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井上一樹監督(ドラゴンズ)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)連覇に挑んだ侍ジャパンの旅路は、残念ながら道半ばで閉ざされてしまった。
東京ドームで行われた1次ラウンドこそ全勝で通過するも、米国・マイアミに場所を移した準々決勝でベネズエラに敗北。6度目の出場にして初めて4強に残れなかった。
中日ドラゴンズからは高橋 宏斗、金丸 夢斗の両投手が参戦。ともに1次ラウンド・チェコ戦での登板のみだったが、高橋宏は先発として5回途中無失点、金丸は2回無失点5奪三振の快投を演じている。2人には無事に戻ってきて、シーズンに備えてもらいたい。
さて、侍ジャパンの熱狂の裏で中日はオープン戦を粛々と戦っていた。本稿ではその様子を簡単にまとめたい。
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◆広島との開幕前哨戦に連勝
・2月27日(金):●3-5 侍ジャパン
・2月28日(土):●3-7 侍ジャパン
もはや遠い昔のことに思うが、中日は大会前の侍ジャパンと戦っていた。結果は2連敗と返り討ちに遭うのだが、本拠地・バンテリンドームナゴヤは大いに盛り上がった。初戦の最終盤に訪れた「高橋 宏斗vs.石川 昂弥」は、大谷翔平(ドジャース)による試合前の打撃練習以上に歓声が上がったのではないか。
・3月1日(日):◯9-2 横浜DeNA
・3月4日(水):●1-3 横浜DeNA
・3月5日(木):●7-9 横浜DeNA
3月初旬は苦手とする横浜DeNAと変則3連戦。1日のホーム戦は大勝するも、敵地・横浜スタジアムに移した後は連敗を喫した。4日は中西 聖輝、櫻井 頼之介のドラフト上位コンビが登板。中西は4回3失点、櫻井が4回1安打無失点と明暗が分かれている。
・3月7日(土):◯3-2 広島
・3月8日(日):◯8-1 広島
開幕3週間前、マツダスタジアムでの前哨戦に連勝。良いイメージで月末の本番に臨めそうだ。土曜は2番手の梅野 雄吾から5番手・橋本 侑樹まで無失点リリーフ。日曜は鵜飼 航丞が左中間に2ランを放ち、投げては大野 雄大と涌井 秀章の継投で1失点に抑えている。
・3月10日(火):●7-12 東京ヤクルト
・3月11日(水):◯3-1 東京ヤクルト
月初以来となるバンテリンドームでの試合は東京ヤクルト戦。点を取っては取られの火曜、終盤に動いた水曜と対照的だった。火曜はミゲル・サノーが特大2ラン、上林 誠知が2安打3打点の活躍。水曜は細川 成也の「当てただけ」の打球が右翼ホームランウイング席に飛び込み、改めて球場が変わったことを思い知る。
・3月13日(金):●4-10 東北楽天
・3月14日(土):△4-4 東北楽天
・3月15日(日):◯4-0 東北楽天
東北楽天を迎えての本拠地3連戦は、いずれも4得点を挙げて1勝1敗1分となった。初戦は開幕投手に指名されている柳 裕也が振るわなかったが、2戦目に投げたカイル・マラーは4回無失点。3戦目は涌井が5回無失点、3連続三振を奪う快投を披露。先発陣のアピールが続く。
◆今季は「とにかく点が入る」状況
3月15日終了時点で、中日はオープン戦を6勝5敗2分と勝ち越し。59得点は12球団トップの一方、48失点はワースト2の数字。端的に言えば「とにかく点が入る」状況である。昨季までの日常だった「点がなかなか入らない」のとは大違いだ。
チーム本塁打11本は最も多いが、13失策はワースト2位タイ。ここまではスリリングな(?)野手陣が形成されている。細川、サノー、鵜飼が3本塁打ずつ放っており、田中 幹也の9得点は12球団トップ。シーズン中もこういう形になっていくと良さそうだ。
他方、投手陣は防御率2.82(12球団中6位)とまずまず。リリーフ陣が良く、近藤 廉がチームトップの5試合に投げて同0.00。根尾、梅野、藤嶋 健人も4試合で同0.00だ。特に藤嶋は5回を投げて7奪三振と内容もピカイチである。
調整の場と言いつつ、その年の「勝ち方」を覚えていくのもオープン戦の大事な側面だ。シーズン開幕まであと10日、ドラゴンズナインにはしっかりと準備をしてもらいたい。
文:加賀一輝/写真:産経新聞社
加賀 一輝
1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント
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