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キャッチボールを行った松井
失望、無念、悔しさ。パドレスの松井裕樹投手(30)は、20日(日本時間21日)のライブBP(実績形式の投球練習)で左内転筋を痛めた。そして、3大会連続で出場予定だったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参戦を断念。
幸い重症ではないため、回復を待ち、出場の可能性を残したい気持ちもあった。しかし、負傷を抱えたまま短期決戦の日本代表には加入すべきではない思いがあった。
「葛藤はすごくあったんですけど、(体の)状態でみたら…即断というか即決というか。次に行く選手のためにも早く決断した方がいいなと思いましたし、僕もこのままの合流することが日本代表のプラスになるとは思わなかった。葛藤はあったんですけど、状態を考えて、ということです」
WBCのためにハイペースで調整を進め、さらにメジャー3年目に向けレベルアップを期しオフシーズンを過ごした。その結果、ライブBPでは93.4マイル(150.3キロ)をマーク。出力が上がったことが、軸足の左脚を痛めた原因の1つかもしれない。
周囲のために辞退は「即決」した。しかし、2015年のプロ入り以降、17年、23年大会に出場。プロ入り後、初めてWBCを外から見る立場になった。連覇に貢献したい思いは強い。メジャーリーガーとして参加するモチベーションも高かった。
松井は平地でのキャッチボールで約50mを投じた
「気持ちは、正直(整理が)ついてない部分はあるんですけど、体を考えたら無理なものは無理なので。それを徐々に受け入れているというか、今の状態で(本来は)今日ここを発つ予定だったので、それを考えた時に、無理なものは無理だなと現実として感じている状態ですね」
22日、25日のオープン戦に登板し、26日に出発するスケジュールを組んでいた。しかし今、当面は慎重に患部の状態をチェックしながら、練習とリハビリを進める。残るアリゾナで心は、日本代表にある。
「もちろん(自身は辞退しても)チームの1人だと思っていますし、心の底から優勝してほしいという気持ちで、大会になったら応援しようと思っています」
落ち込む気持ちは、胸に秘め、己で消化する。そして、努めて前を向く。残るアリゾナでは、パドレスで3年目の活躍を目指し、トレーニングに集中する。
文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)
山田 結軌
1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。
X(旧:Twitter)
@YamadaMLB
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