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野球 コラム 2026年2月24日

【広島好き】スタッフとしてメンバー表に載っている懐かしいカープOBの名前

野球好きコラム by 大久保泰伸
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マツダスタジアム

春季キャンプも終了してオープン戦が始まりますが、キャンプでは各球団から報道陣向けに新しい年度のメンバー表が配布されます。

監督、コーチの首脳陣や選手の生年月日や身長、体重、出身校などが記されていますが、興味深いのが、球団によってはユニフォーム組以外のスタッフの一覧が載っていることです。カープのメンバー表にもスタッフの覧がありますが、ひと通り眺めてみると、懐かしい名前が多く見られます。

スタッフ欄の一番上、トレーナー部長の出身校(基町高校)が我が母校であることはさて置いて、様々な役職でかつてのドラフト1位選手の名前が何人か発見できました。

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まず編成・ファーム管理部長の山根雅仁氏。1993年のドラフトで岡山南高校から入団した山根氏は、サイドスローから投じるキレのある速球で、将来のエースに期待された右腕でした。

プロ2年目の1995年にプロ初先発も記録するなど、5試合に登板しましたが、勝ち星はなく、その後は右肘の故障にも悩まされて7年間の現役生活で通算8試合のみの登板、未勝利に終わっています。引退後はスコアラーや育成部主任を経て、現在は以前に同じドラ1の川端順氏(肩書は編成グループ長)も務めた役職に付いています。

一軍スコアラーには白濱裕太、岩本貴裕両氏の名前があります。白濱氏は2003年に広陵高校からドラフト1位で入団。元巨人の西村健太朗氏とのバッテリーで全国制覇を果たしたチームを牽引した捕手として、当時は担当スカウトから「城島二世」の評価を受けた選手でした。

入団当時は正捕手格だった石原慶幸や倉義和に続く捕手として期待され、キャッチングの技術には定評がありましたが、一軍では2012年の35試合出場が最高で、通算23安打に終わり、現役を終えています。

岩本氏は2008年に亜細亜大学から入団した左のスラッガーで、地元の広島市、広島商業高校出身の選手としてファンに愛された存在でした。プロ2年目の2010年には61試合に出場して14本塁打をマークするなど、クリーンアップ候補として期待されましたが、レギュラー奪取には至らず、11年間で405試合出場、240安打、31本塁打という成績で現役引退しました。

もう1人、一軍広報として昨年からは、「AI広報河内」としてもお馴染みとなっているのが河内貴哉氏です。河内氏は99年のドラフトで國學院久我山高校から入団したサウスポーで、3球団の競合の末、獲得した選手でした。

甲子園出場経験のない高校生投手の1位競合は、あの江夏豊氏以来という左腕に対して、当たりくじを引いた当時の達川光男監督が、煙草のラッキーストライクを掲げたシーンは話題になりました。

前年に引退した大野豊の背番号「24」を受け継いで左腕エースに期待されましたが、左肩の故障に苦しみ、一時は育成降格も経験。復活した2013年にリリーフとして21試合連続無失点を記録するなど、自己最多の34試合に登板しましたが、16年間の現役生活で166試合登板、16勝28敗23ホールド、防御率5.06の成績で終わっています。

現役引退後は球団職員として広島に残り、2015年から現職に付き、現在は帝京高校出身で俊足の内野手として、一軍出場もある松本高明氏とともに広報の仕事を行っています。

ドラフト1位選手以外にも、メディカルトレーナーには苫米地鉄人、球団本部一軍管理部次長に井生崇光、一軍チーフスコアラーには吉年滝徳、一軍スコアラーに土生翔平、さらにアナリストとして一岡竜司など、カープファンなら思わず懐かしい、と感じる名前が多く見られます。

さらに今年からはファーム管理課長(マネージャー)に磯村嘉孝、アナリストに上本崇司の名前も新たに加わりました。

選手として成功した選手も、残念ながらそうではなかった選手も、第二の人生としてスタッフ名簿に載っている人は、ある意味幸せな人生と言えるのかもしれません。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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