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野球 コラム 2026年2月18日

菅野智之が抱く「特別な思い」

MLBコラム by 山田 結軌
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ライブBPに登板した菅野

ラストチャンスに強い思いを抱き、日本へ旅立った。ロッキーズの菅野智之投手(36)は16日(日本時間17日)にアリゾナ入り後、初めてのライブBPに臨み、21球を投げた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、日本代表の宮崎合宿に合流するため、17日(同18日)に米国を出発した。

「本当に自分の中では特別な大会になると思う。しっかり1日1日大切に。自分もやっぱり、とはいえまだまだ学ぶ身ではあると思うので、いろんな若い選手からも学ぶこともあると思いますし、そういう姿勢で臨みたいです」

2017年の第4回大会では、準決勝の米国戦に先発。6回3安打1失点(自責点0)と好投した。6三振を奪い、メジャースカウトたちにその名前を知らしめた。2度目のWBC選出。「自分の中では特別な大会」という真意は、何か。

「うーん、ねえ、おそらく(日本代表に選出されるのは)最後でしょうしね。まさか自分がね、こうやってもう1回、日本代表のユニフォームを着られる日が来るなんて思ってなかったですし、それだけにやっぱり、毎日噛み締めて過ごしたいなと思っています」

年齢的に今回が日の丸のユニホームを着る最後のチャンスということを自覚している。ベテラン投手として、日米を経験した投手陣最年長として、求められる役割はある。しかし、右腕はあくまでマウンドの結果が最重要であることを強調した。

ロッキーズでは背番号11の菅野

「もちろん頼ってもらえるのはありがたいですけど、本当に、一番は本当に何度も言うように試合で結果を残すこと。試合でゼロに抑えることを期待されて僕は選んでもらったと思っている。プラスアルファで何か自分が力になることがあればなりたいですし、聞かれれば答えられる範囲で答えたいですし、それ以上のことは考えてないです」

3月8日、1次リーグ第3戦のオーストラリア戦で先発する見込みだ。就労ビザを習得するため、アリゾナを早期に離れる。しかし、その分、侍ジャパンへの合流が早まるメリットもある。合宿地は、巨人時代に慣れ親しんだ宮崎だ。そして、日本ラウンドはかつての本拠地、東京ドーム。菅野にとって、調整を順調に進め、本来の力を発揮しやすい環境でもある。

菅野が出場した2017年のWBCでは、ベスト4で敗退した。9年ぶりのWBCで世界一の連覇に貢献する。そして、ロッキーズでのレギュラーシーズン開幕へ向かう。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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