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野球 コラム 2026年1月8日

岡本和真、カナダに世界一を

MLBコラム by 山田 結軌
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岡本和真(ブルージェイズ)

国と街が大歓迎ムードだ。巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指した岡本和真内野手(29)がブルージェイズと4年6000万ドル(約94億円)で契約。6日(日本時間7日)、カナダ・トロントで入団会見に臨んだ。

「ずっとこのMLBでプレーしたいと思っていましたし、(巨人では)日本一になれなかったんですけど、次は世界一になりたくて、来ました」

メジャーリーグ中継2025 ベストゲーム

米メディアによれば、エンゼルス、パドレス、パイレーツなどが参戦した争奪戦。2025年のア・リーグ王者、ブルージェイズが攻守でバランスの取れたスラッガーを高評価で獲得した。複数球団からカナダ唯一のチームを選んだ理由には、愛娘のインスピレーションもあった。

「すごく街がいいところで何より強く世界一になれる、そういうチームだと思いますし、だから(ブルージェイズを)選びました。それと僕の娘に30球団のロゴをみせたときに最初に『これがかわいい』、と選んだのが、それがブルージェイズでした」

昨季は32年ぶりにワールドシリーズに進出。ドジャースと歴史的な激闘を繰り広げた。第3戦は延長18回、第7戦は延長11回。3勝4敗で王座には届かなかったが、チームもカナダ全体の野球ファンも2026年に挑む機運は高まっている。

MLB.comは「この打線に見事にフィットするパワーと攻撃的なプロフィールをもたらすが、ブルージェイズが加えたのは1人の野球選手以上の存在だ。契約金額が示唆する以上に母国で愛され、尊敬されているスター。岡本にはオーラがある」と持ち上げた。

さらに「岡本は完璧にブルージェイズにフィットしているようだ」と続けた。カナダのファンとブルージェイズのメディアに好印象を与えた。

入団会見ではメジャー1年目の開幕前、3月開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加意欲を明確に示した。

「僕はその(日本代表の)ユニホームを着て戦いたい気持ちは、すごくありますし、すごく光栄なことなので準備はしています」

侍ジャパンの最終メンバーは正式発表前だが、入団と同時にWBC連覇も大切な目標にしている意思を伝えた。

「昔から日本代表のユニホームを着る、というのはずっと持ち続けてプレーしてきた。僕の意思だけですけど。まだ(正式に)出ると決まってはいない。オファーもちゃんと、そういった話はまだこれからなのかな、と思います」

今後はチームや代理人らと日本代表入りに向け協議、調整を続ける。井端監督は一塁か三塁での起用を見込んでいる。当然、勝つためには絶対に必要な戦力だ。

「初めて青(を基調としたユニホーム)を身にまとっていますし、自分では(ユニホームを着用した)姿を見えていないんですけど、世界一似合っているんじゃないかな、と思います」

独特なキャラクターで早くもブルージェイズファンの心をつかんだ。侍ジャパンで世界一、そしてカナダに1993年以来、33年ぶりのワールドシリーズ制覇をもたらす。岡本の2026年の挑戦が始まる。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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