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野球 コラム 2025年12月16日

来秋のドラフト1位候補・佐藤幻瑛、アメリカの大学経由で目指すMLB

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大学野球日本代表での佐藤幻瑛

MLBドラフトからのMLB挑戦を目指す日本の大学生右腕に、アメリカ現地メディアも熱視線を送っている。

『MLB.com』は現地12月15日(日本時間16日)付で「2027年のドラフトを見据え日本の大学エース、サトウがアメリカへの編入を計画」と題した記事を掲載し、仙台大学からアメリカの大学へ編入した上で、MLBドラフト経由でのメジャー挑戦を目指す佐藤幻瑛について詳報した。

記事では冒頭で、「もうすぐ21歳の誕生日を迎える右腕のゲンエイ・サトウは、2026年のNPBドラフトで1位指名候補に挙がっている。しかし、彼には別の思惑があるようだ」とした上で、「複数の情報筋によると、日本の仙台大学3年生のサトウは、2027年のMLBドラフトでの指名を目指し、2026年2月にアメリカ内の大学に編入する計画があるようだ」と伝えた。

続けて記事では、「現在、ほとんどの選手は1990年代後半に導入されたポスティングシステム経由でメジャーへ移籍しているため、これはメジャーを目指す日本人選手にとって非典型的な進路となる」。

「しかしながら、サトウのようにNPBと契約していない選手は、ポスティング制度のルールが適用されないため、アメリカの大学野球でのプレーを検討する事例が増加している」と、日本からMLBを目指す上での現状を説明。その上で、注目選手による直近の例として、高校卒業後にスタンフォード大学へと進学した佐々木麟太郎のケースについて触れた。

さらに記事では佐藤について、「『ベースボール・アメリカ』が詳報したところによると、サトウは身長6フィート(182.9cm)、体重180パウンド(81.6kg)と比較的小柄ながら、すでに90マイル台後半の速球と、90マイル台前半のスプリットを投げている」と紹介。

さらに「サトウは右も左も分からないまま、アメリカの大学野球へとやって来るわけではない」とした上で、「彼は既に、NCAAトップクラスの打者との対戦を経験しており、今年の日米大学野球選手権大会にて、ドラフト1巡目指名候補がひしめくアメリカ代表戦で登板している」。

日米大学野球

【ハイライト動画】第3戦 日本史上初3連覇達成!|佐藤幻瑛投手の登板は1:57から

そして、「実際、彼はロッチ・チョロウスキー(『MLBパイプライン』のドラフト有望株トップ)、ドリュー・バーレス(同5位)、そしてAJ・グラシア(同15位)から三振を奪っている」と伝えている。

記事によると、佐藤と対戦したチョロウスキーは『ベースボール・アメリカ』に、「彼は本物だ。速球は97マイル(156.1キロ)から99マイル(159.3キロ)で、スプリットは92マイル(148.1キロ)くらいだった。速球はかなり伸びがある。スプリットは速いけれど、深さもあるんだ」と述べたとのこと。

2027年のMLBドラフトは日本でも注目度が高まることになりそうだ。

J SPORTS編集部

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