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野球 コラム 2025年12月11日

岡本和真、優れたコンタクト能力で安全な選択肢。現地メディアによる最新評価

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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侍ジャパンでの岡本和真

現地局『CBSスポーツ』は現地12月9日付で、海外からのFAで2026年シーズンにMLB移籍を果たすことになる選手についての特集記事を掲載し、その中で注目度の高い日本人選手について詳述している。

記事を投稿したクリス・タワーズ記者は、NPB及びKBOからFA移籍する注目選手として、今井達也、村上宗隆に続く3番手として岡本和真をピックアップ。

メジャーリーグ中継2025 ベストゲーム

同記者は右の和製スラッガーについて、「オカモトはNPBでのキャリアにおいて、ムラカミほど注目を浴びることはなかったが、こちらでは、この年上の打者に期待する人々の方が多いと言えそうだ」と、同年にメジャー移籍を目指す村上宗隆と比較した。

その上で、「その理由の1つは、彼のプロフィールに大きな欠点がないところであり、オカモトの三振のキャリアハイは2019年の132となっており、三振率はわずか21%だ」と、穴の少なさが長所となっている点について伝えた。

記事では、「しかし、恐らくオカモトはムラカミほどの伸びしろはないだろう」と、引き続き村上との比較を継続する形で前置きし、「彼のOPSのキャリアハイは2025年にマークした1.014だが、これは69試合のみの出場で記録したものであり、ムラカミにとってキャリアで3番目となる2020年の成績を僅かに上回るに留まる」とした。

そして、「彼は打球速度もそれほど速い方ではなく、2025年の最速打球初速は時速108.9マイル(175.3キロ)だったが、これはMLBの平均より1.4マイル(2.3キロ)ほど低い」ことから、「彼は年長選手であり、ムラカミほど身体能力に恵まれていないことから、上限はそこまで高くないだろう」と評価。

「彼はメジャーで活躍する打者としては、より安全な賭けになるが、シーズン35本塁打以上を記録することもないだろう」と予測している。

また、同記者は「より優れたコンタクト能力により、安全な予測を立てられることから、契約期間は短くなるであろうが、オカモトがムラカミと同等の平均年俸を得たとしても、驚きではない」と契約の金額に関する見通しに触れ、「彼が打率.260程度で、本塁打を20から25本打てれば、その契約にはそれなりの価値がある」と論じた。

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さらに記事では、「そういう感じで、最良のシナリオを予測するのであれば、オカモトは一番良い時のアレック・ボーム(フィリーズ)か、ヒューストン時代後期のアレックス・ブレグマン(レッドソックス)のような感じとなる」。

「一方で、ムラカミはオースティン・ライリー(ブレーブス)による最高のシーズンみたいな感じになるだろう」と、メジャー現役三塁手を引き合いに、上首尾にことが運んだ場合の両者の成績のイメージを予想している。

J SPORTS編集部

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