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山本由伸(ドジャース)
ブルージェイズが3勝2敗と、世界一に王手をかけて迎えるワールドシリーズ第6戦は、シリーズ第2戦で完投勝利を挙げたドジャースの山本由伸が、再びブルージェイズ打線の前に立ちはだかり、ドジャースのシーズンを継続させられるかが、最大の焦点となる。
これについて、『MLB.com』でドジャースを担当するソニア・チェン記者は、現地10月30日付で「ヤマモトは3試合連続完投できるか?第6戦は最重要局面」と題した記事を投稿。
その中で「ヤマモトは先週の土曜に、2試合連続完投を果たしたロジャースセンターにて金曜に行われるワールドシリーズ第6戦で先発登板することが決まっている」。
「前回同様、彼はシリーズをタイに持ち込むために登板するが、ブルージェイズが全てを勝ち取るまであと1勝であることを考えると、今回その重要度は桁違いに高い」とした。
その上で、「彼はプレッシャーに押し潰されるのではなく、最も重要な局面で最大の力を発揮する傾向にある」と伝えている。
続けて記事では、「過去55年で、単一のポストシーズンで3試合連続完投を達成したのは、カート・シリング(2001年)、オーレル・ハーシュハイザー(1988年)、そしてルイス・ティアント(1975年)の3人のみ」であり、「今、彼はこの極めて稀有な投手クラブに加わるチャンスを得た」としている。
一方、トロントの地元紙『トロント・スター』は、現地30日付で電子版に「ヨシノブ・ヤマモトのような問題をどう解決するのか?ブルージェイズは第6戦でその答えを用意できることを願っている」と題した記事を掲載。
「ヤマモトは前回の登板でほぼアンタッチャブルだった」と、第2戦での右腕のパフォーマンスを振り返りつつ、「ブルージェイズがヤマモトの攻略に成功するには、試合序盤で決着をつける必要があるのはほぼ確実なところだ」とした。
そして、「レギュラーシーズンで登板した30試合を見てみると、27歳は最初の3イニングの防御率を3.18としているのに対し、4回から6回は1.68、そして7回から9回は2.45としているのである」と伝えている。
さらに、「大多数の投手は、打順の2巡目から3巡目にかけて効果が下がるものだが、ヤマモトは正反対だ」と前置きした上で、「対戦相手は彼に対して1巡目でOPSを.579としているが、2巡目は.501、3巡目は.514となっている」と、エース右腕の被OPSについて言及している。
山本とブルージェイズ打線によるワールドシリーズの行方をかけた勝負は、試合序盤の打者1巡目が鍵を握る可能性が高いようだ。
J SPORTS 編集部
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