人気ランキング
コラム一覧
ドジャース先発陣
今季のワールドシリーズは、ブルージェイズが第7戦までもつれ込んだマリナーズとのアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズを制したことで、連覇を狙うドジャースにカナダの雄が対峙するマッチアップとなった。
レギュラーシーズンの成績はドジャースの93勝69敗に対し、ブルージェイズは94勝68敗としており、わずか1ゲームの差で、4戦先勝となるこのシリーズのホームアドバンテージはブルージェイズが握ることとなった。
従って第1戦と第2戦はトロントの『ロジャース・センター』で行われ、第3戦から第5戦はロサンゼルスの『ドジャー・スタジアム』に舞台を移し、第6戦と第7戦は再びトロントが戦いの舞台となる(第5戦以降は必要に応じて開催)。
このポストシーズンで両チームが披露してきたプレー内容に鑑みると、今回のワールドシリーズは、「ドジャースの最強先発ローテーションと、ブルージェイズの超強力打線は、果たしてどちらが上なのか」という、いわば盾と矛による頂上決戦が主軸となる。
大谷翔平(ドジャース)
ともにチャンピオンシップシリーズMVPに輝いた大谷翔平とブラディミール・ゲレーロJr.の、どちらがより輝きを放ち、チームに世界一のタイトルをもたらすかというストーリーラインはみどころとして副次的な要素となりそうだ。
実際、『MLB.com』も現地21日付で掲載したシリーズを展望する記事の中で、「トロントはドジャースの先発ローテーションから得点できるのか?」という点を鍵となるマッチアップの一つとして挙げている。
その中で、「ドジャースの先発ローテーションは、レッズと対戦したワイルドカードシリーズ以来、ダイナミックな活躍を見せている。ドジャースの先発投手は、64回1/3を投げ、防御率1.40 、81奪三振をマークしており、平均6回以上を投げ、1イニング1奪三振以上を記録している」。
「彼らの先発投手陣は安定した成績を残しており、近年ではポストシーズン最高のパフォーマンスを見せている」と、10月のドジャース先発投手陣について振り返っている。
とりわけ、4戦全勝とスイープしたブルワーズとのチャンピオンシップシリーズでは出色の出来を見せており、ドジャース先発投手陣は4人合計28回2/3を投げて2失点と、無双レベルの投球を披露。
その中で、ブレイク・スネルが8回を打者24人で抑え、山本由伸が1失点完投勝利挙げつつ、大谷が7回途中無失点10奪三振かつ、いずれもの特大の3本塁打を放つという、個人としてのポストシーズン史上最高パフォーマンスを披露したのは記憶に新しいところだ。
ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
一方、ブルージェイズはポストシーズンに入り、11試合で合計71点と、打線が猛威を振るっており、中でも主砲のゲレーロJr.はこの10月だけの成績を見ると、打率.442、OPS 1.440、6本塁打、12打点と、無敵状態を維持している。
ただし、投手陣はその11試合で49失点しており、先発ローテーションもポストシーズンに入り、複数の試合で先発登板した投手で安定した数字を残しているのは、ケビン・ガウズマン(防御率2.00)のみとなっている。
チャンピオンシップシリーズ第4戦で遂に目を覚ました打者・大谷を筆頭とした、大舞台に強いドジャースの強力打線の得点力の高さを考えると、やはり、ドジャース先発ローテーションvs.ブルージェイズ打線というマッチアップの勝敗は、そのままダイレクトにシリーズの行方を左右することになりそうだ。
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
広島 vs. 東京ヤクルト(10/4) J SPORTS STADIUM2025
10月4日 午後1:25〜
-
11月24日 午後4:30〜
-
【限定】中日ドラゴンズ応援番組!ドラナビ(スターキャットチャンネル2025年11月29日放送分)
12月3日 午後12:00〜
-
【限定】中日ドラゴンズ応援番組!ドラナビ(スターキャットチャンネル2025年11月22日放送分)
11月26日 午後12:00〜
-
11月26日 午前11:55〜
-
11月26日 午後3:45〜
-
【限定】カープ道 2025マニアックカープあるある2025(広島ホームテレビ2025年11月18日放送分)
11月25日 午後12:00〜
-
ガンバレ日本プロ野球!? リターンズ25/26 【浅村栄斗・中島宏之編】 #1
11月15日 午後8:00〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!
