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野球 コラム 2025年10月10日

佐々木朗希、3回をパーフェクト救援。指揮官は「史上最高の救援投球の1つ」と絶賛

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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佐々木朗希(ドジャース)

ロサンゼルスの新守護神がMVP級のパフォーマンスでチームの勝利に貢献した。ドジャースの佐々木朗希は現地10月9日(日本時間10日)、本拠地『ドジャースタジアム』でのナショナルリーグディビジョンシリーズ第4戦に同点の8回から登板。

この回先頭のカイル・シュワーバーを皮切りに、フィリーズの強力打線に対し3イニング連続の三者凡退でチームに流れをもたらした。試合は11回裏にドジャースがサヨナラエラーにより2-1で勝利を収め、ナ・リーグチャンピオンシップシリーズ進出を果たした。

◆試合結果 ※延長11回
フィリーズ|0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 |1
ドジャース|0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1X|2

現地紙『オレンジカウンティ・レジスター』は試合後、電子版に「ドジャースの新ヒーロー、ロウキ・ササキがブルペンから出現」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「LAはロウキを愛している」「長年語り継がれるリリーフの役目を果たしたことで、新たなドジャースのヒーローが木曜に誕生した」と前置き。

その上で、「2-1の勝利によりナ・リーグディビジョンシリーズ勝ち抜けを決めた木曜の試合で、フィラデルフィア・フィリーズに対し、8回、9回、そして10回を完璧に投げたこの若者は、新天地の難局に際して期待通りの活躍を見せた」と続けた。

そして、「デーブ・ロバーツ監督が『史上最高の救援投球の1つ』と評したこの試合で、ドジャースは特別な選手を掘り出したことを確認した。ここは1つ、月曜に始まるナ・リーグチャンピオンシップシリーズで、彼と対戦するシカゴ・カブス、あるいはミルウォーキー・ブルワーズの幸運を祈ることとしよう」と伝えた。

さらに記事では、「ロウキ・ササキは不調に陥ったブルペンを強化することで、ワールドシリーズタイトル防衛を目指すドジャースに空いていた穴を埋めた」とした。

また、「レギュラーのリリーバーに頼る戦略は、最近成功の見込みが立っていないため、その代わりとしてドジャースは先発しない先発投手を頼ることとし、エメット・シーハン、木曜の先発投手だったタイラー・グラスナウ、クレイトン・カーショー、そしてもちろんササキをリリーフ投手として起用してきた」とした。

そして、「この中で日本の陸前高田市出身で、23歳のルーキー右腕ほど印象的な活躍を見せている選手はいない」と評した。

記事ではこの日の佐々木の投球について、「11回に及ぶ緊迫した守備対決が繰り広げられ、ロバーツ監督が『珠玉の名勝負』と正しく評した木曜の一戦で、ササキは次々とストライクゾーンに投げ込んだ」。

「彼は変化と球速を操り、80マイル台のスプリットと時速100マイルに達する速球で打者を翻弄した」と振り返った上で、ロバーツ監督による「彼の成長と貢献は、言葉では語り尽くせない」。

「我々には彼の中に、何か本当に特別なものが見え始めているのだが、それこそが、オフシーズンに我々が熱心に彼を口説こうとした理由なんだ。でも、今、彼が最大の舞台で成し遂げたことは、まだほんの始まりに過ぎないんだ。これ以上ないほど、彼を誇りに思っている」とのコメントを伝えている。

J SPORTS編集部

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