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野球 コラム 2025年9月13日

【見どころ解説】CS争い生き残りをかけた今季最後の中日戦 好投手高橋宏には若い力の勢いが欠かせない

野球好きコラム by 前原淳
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先発投手:常廣羽也斗

先発投手:常廣羽也斗

投打がかみ合って連勝した広島が、約2カ月ぶりのデーゲームに臨む。4位に浮上したとはいえ、まだ3位に5ゲーム差がある。中日との今季最終戦は、CS争い生き残りをかけた一戦となる。

3連勝して逆転CSへ弾みをつけるためにも、中日先発高橋宏を打たなければいけない。今季4戦4敗。32イニングで4得点に抑えられている。前日打ち崩した柳同様に23年9月に黒星を付けて以来、9戦連続勝てていない。

苦手意識を払拭するためにも勢いに乗る選手たちの打撃が鍵を握る。4戦連続先制打を放つなど首位打者争いをリードする小園は好調を維持する。ただ、高橋宏には今季10打数無安打に抑えられている。前日猛打賞の中村奨と佐々木は対戦が少ない中で中村奨が4打数1安打、佐々木が2打数1安打。13打数4安打と好相性の羽月とともに、若手が束になって攻略したいところだ。

好投手が相手だけに、広島の先発常広には、最少失点の投球が求められる。優勝目前の阪神打線を5回まで1失点に抑えた(結果6回途中3失点の)前回登板のような投球が期待される。中日とは昨季から2度対戦して負けていない。今季初勝利した8月24日の再現を目指す。

文:前原淳

前原淳

前原淳

カープ取材歴18年。03年に地元福岡の大学を卒業後、上京。編集プロダクションで4年間の下積みをへて、07年に広島の出版社に入社。14年12月にフリー転身。現在は日刊スポーツの契約ライターとして広島担当。日刊スポーツだけでなく、NumberWebにて「一筆入魂」を隔週連載するなど幅広いメディアに原稿を執筆するカープライター。X → @mae_junjun

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