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ダルビッシュ有(パドレス)
パドレスのダルビッシュ有は現地9月8日(日本時間9日)、本拠地『ペトコ・パーク』でのレッズ戦に先発登板すると、5回2/3で今季自己最多となる91球を投げ、6安打3失点、7奪三振無四球と、クオリティ・スタートまで、あと一死という粘投で試合を作った。
試合はパドレスが延長10回に4-3でサヨナラ勝ちを収め、ナ・リーグ西地区で首位を走るドジャースとの1ゲーム差を維持した。ベテラン右腕に勝敗はつかなかった。なお、ナ・リーグ西地区2位のパドレスは、ワイルドカード争いで2番手につけており、ボーダーラインの3番手とは3ゲーム差をつけている。
◆試合結果 ※延長10回
レッズ |1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 |3
パドレス|0 0 0 0 0 3 0 0 0 1X|4
『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、試合後に投稿した速報記事の中で、この日のダルビッシュについて、「パドレス先発のユウ・ダルビッシュは、シーズンハイとなる91球を投げ(ダルビッシュは右肘の炎症で3ヶ月にわたり戦線離脱していたため、今季は全体的に投球数が制限されてきた)、5回2/3で3失点と、大体において好投を見せた」とした。
その上で、「試合開始直後にレッズの先頭打者、TJ・フリードルがダルビッシュから柵越え打ったものの、ベテラン右腕はそこからの大部分は落ち着いた投球を見せた」と要約した。
一方、現地スポーツ情報サイト『ザ・スポーティング・トリビューン』は同日付で掲載した試合のレポート記事のなかで、3点を追うパドレスが反撃に転じ、最終的にサヨナラで勝利した顛末を報じた。
そして、ジャクソン・メリルによる、「正直なところ、今日はただ大勝するよりも、逆転できたことのほうがうれしい。この試合は僕らの中身や勝利への決意、そして今年僕らが何を達成したいかを明確に証明したと思う」。
「3点を追う状況でも諦めなかったわけだからね。僕にとってもチームにとっても、重要な意味を持つ勝利だった」とのコメントを載せた上で、「右腕のユウ・ダルビッシュは今季12試合目の先発登板で、最高ではないながら、またもソリッドな投球を見せた」と伝えている。
J SPORTS 編集部
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