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山本由伸(ドジャース)
『MLB.com』によると、現地9月6日(日本時間7日)の試合で、ドジャースの山本由伸がノーヒットノーランまで、あと一死の場面で喫した被弾は、右翼手のアンディ・パヘスがホームランキャッチを試みたとしても、阻止できない弾道だったようだ。
上記の場面では、パヘスがフェンス際で本塁打を阻止するべく、ジャンピングキャッチを試みず、クッションボールを処理しようと、フェンスの前で待機したことが物議を醸した。
だが、同サイトは現地7日付で「パヘスがヤマモトのノーヒッターを救えていなかった理由」と題した記事を掲載。
その冒頭で、「ヨシノブ・ヤマモトの球種選択を責めるべきだ。大胆にもホームランを狙うスイングを挑んだジャクソン・ホリデイを責めるべきだ。MLBの30球場中20球場では本塁打にならなかったのに、『オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ』の居心地の良い狭い空間を設計した建築家を責めるべきだ」と前置き。
「だが、ヤマモトのノーヒッターへの挑戦を救うべく、結果的にその挑戦の息の根を止め、オリオールズによる歴史的な反撃により、4-3でドジャースが悲痛の敗北を喫するきっかけとなったホリデイによる推定飛距離362フィート(110.3m)のホームランを、華麗なジャンピングキャッチで阻止しようと試みなかった外野手のアンディ・パヘスを責めるのはやめて良いだろう」とした。
その上で、「パヘスにそのチャンスはなかったのである」と結論を述べた。
続けて記事では、「カムデンヤーズに馴染みのないファンはもとより、あの球場をよく知っているファンでさえ、ホリデイの本塁打のリプレーを観て、なぜパヘスはフェンスの数フィート手前で止まったのか不思議に思ったことだろう」とした。
「しかし、ホリデイの高い弧を描いた弾道を捉えたカメラアングルは、見るものを惑わしている」とした。
そして、「日曜になり、土曜にこのセクションで仕事をしていたオリオールズの複数の従業員は、あのボールがグラウンドクルーの小屋の壁の縁より約4フィート(1.2m)奥まった場所にあり、恐らくは18インチ(45.7cm)の高さのある、右中間スタンド最前列の黒い手すりを直撃したことを確認した」と、現場の写真を添えた上で、伝えた。
その上で、記事では、「ワーニングトラックに向かって駆け寄ったパヘスがストレッチアームストロング(手足がとんでもなく伸びるフィギュア)にでも変身しない限り、彼が跳躍していても、ボールは彼の全く手の届かないところにあっただろう」と論じている。
また、記事ではボールがスタンドインした場所のすぐ隣には、他球場のスコアボードなどを表示する電光掲示板の高い壁があり、この存在もパヘスが咄嗟にあの判断を下したのだろうと推測している。
J SPORTS 編集部
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