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野球 コラム 2025年9月7日

【ハイライト動画あり】三菱自動車岡崎、好調の投手陣が日本生命を1失点に抑え決勝進出。都市対抗野球大会

野球好きコラム by 大島 和人
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三菱自動車岡崎 vs. 日本生命

第96回都市対抗野球大会の日程も残すところあと2日。大会11日目の9月7日(日)には、準決勝の2試合が行われる。

第1試合は三菱自動車岡崎(東海第4代表/岡崎市)と、日本生命(近畿第2代表/大阪市)の対戦。三菱自動車岡崎はJR四国、JR東日本東北、NTT西日本を倒しての勝ち上がり。日本生命は西濃運輸、JFE西日本をいずれもタイブレークで退け、準々決勝では鷺宮製作所を倒している。

三菱自動車岡崎は先発にJR東海からの補強で37歳、社会人野球歴19年目の戸田公星が今大会初先発。戸田が初回から好投を続ける。

三菱自動車岡崎の打線は3回表、平野英丸が二死2塁からセンター前にタイムリー安打を放ち、1点を先制。その後は走者を出しつつも追加点を取りあぐねていたが、6回表、1番・菅原裕太が押し出しの四球を選び、2-0とした。

初回からほぼ完璧な投球を見せていた戸田だが、6回裏にこの試合初の四球と死球もあり二死満塁のピンチを招く。しかし、日本生命の5番・山田健太を右飛に打ち取り、無失点投球我続く。

戸田が6回で降板すると、日本生命は8回表に2番・松本渉がライト線にタイムリー二塁打を放ち、1点差に追い上げた。しかし、三菱自動車岡崎は、最終回を清川大雅がシャットアウト。右腕・秋山凌祐、左腕・秋山翔の「ダブル秋山」を温存しつつ、2-1の接戦を制し、決勝進出を決めている。

なお、準決勝の第2試合・ヤマハ(東海第5代表/浜松市)vs.王子(東海第6代表/春日井市)を前に、決勝戦の東海対決も確定している。

◆試合結果
三自岡崎|0 0 1 0 0 1 0 0 0 |2
日本生命|0 0 0 0 0 0 0 1 0 |1

◆投手
・三自岡崎:戸田公星、田中啓斗、神原 友、清川大雅
・日本生命:藤井 基、真野凜風、高木寛斗、武次春哉、齋藤礼二

文:大島和人

第96回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】第11日 準決勝 三菱自動車岡崎 vs. 日本生命

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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