人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

野球 コラム 2025年9月6日

大谷翔平、緊急登板で100マイルを連発。フリーマンは「彼はユニコーンだ」としみじみ語る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

大谷翔平(ドジャース)

現地月曜に先発登板が予定されていた二刀流スターは、敵地の緊急登板で躍動した。ドジャースの大谷翔平は現地9月5日(日本時間6日)、敵地『オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ』でのオリオールズ戦に「1番・投手兼指名打者」でスタメン出場。

マウンド上では3回2/3 を投げ、100マイル(160.9キロ)越えの速球を連発するなか、3安打無失点、5奪三振1四球と好投した。試合はドジャースが1-2のサヨナラ負けを喫し、投手・大谷に勝敗はつかなかった。

◆試合結果
ドジャース |0 0 0 0 0 1 0 0 0 |1
オリオールズ|0 0 0 0 1 0 0 0 1X|2

全国紙『USAトゥデイ』は試合後、電子版に「タイラー・グラスノーの負傷に応じて登板したドジャースのショウヘイ・オオタニが零封」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「他のアスリートもそうであるように、地球上で最も才能あふれる野球選手であるショウヘイ・オオタニは、柵越えの大飛球を放つ準備から、相手打者を圧倒する準備まで、自身のルーティンを大切にしている」。

「このルーティンこそが、二刀流選手として前例のない高みへ到達した彼の、比類なき負荷を支えているのである」と前置きし、「とは言え、それはオオタニが必要に応じて、緊急の要請でチームを助ける準備ができていない、というわけではない」と続けた上で、大谷が前倒しで先発登板した顛末を伝えた。

記事によると、デーブ・ロバーツ監督は試合後、「彼は、ほとんどの人がそうであるように、適応する能力を学んでいるんだ。確かにルーティンは素晴らしいものだ。ただ、状況を読み、反応し、調整する意思や意欲を示すこともまた、可能だと思う」。

「これは賞賛すべきことだが、ショウヘイは我々を盛り立てようとしてくれている。そして私は、彼のその点を本当に尊敬している」と述べたとのこと。

また、記事では「今季、36イニングで49奪三振をマークしているオオタニは、オリオールズをほぼほぼ圧倒し、100マイル越えを11球投げ、気温華氏84度(摂氏29度)の晩に70球を投げたところで、お役御免となった」とした。

フレディ・フリーマンは、「蒸し暑かったので、彼は1、2イニング投げたところで疲れていた。彼はまだ体調が悪いんだ。それでも全力を尽くしていた。彼のやっていることは驚異的だ。彼は100マイルや101マイルの球を投げていたんだ」とコメントし、さらにこう付け加えた。

「僕らはショウヘイ・オオタニが引退するまで、毎年こう言い続けるだろう。彼はユニコーンだ」。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ