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野球 コラム 2025年9月3日

【ハイライト動画あり】ENEOS、先制を許すもJR西日本に快勝。都市対抗野球大会

野球好きコラム by 大島 和人
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ENEOS vs. JR西日本

第96回都市対抗野球大会が8月28日(木)に開幕し、決勝は9月8日(月)の開催。9月2日(火)は大会6日目となる。1回戦の「トリ」を飾る6日目第3試合は、ENEOS(横浜市/西関東第1代表)とJR西日本(広島市/中国第1代表)の対戦だった。

ENEOSはエースの左腕・阿部雄大が初回に痛打を食らう。1回表一死から2番・田村強に右中間スタンドへソロ本塁打を打たれ、JR西日本に先制を許した。しかし、阿部は2回を三者三振で切り抜けると、そのまま立ち直り、5回を被安打3の1失点、8奪三振で抑えている。

ENEOSの打線は3回表、無死満塁のチャンスを作ると3番・山田陸人の犠牲フライで試合を振り出しに戻す。さらに5番・有馬諒はレフト前、6番・川口凌はライト前と連続タイムリー安打が出て、3-1と試合をひっくり返した。

JR西日本は2番手の左腕・花村凌が好投し、3イニングを零封。だが、花村が降板すると、ENEOSは7回表に3番・山田のタイムリー二塁打で1点を追加する。山田は4打数4安打2打点の大活躍だった。

JR西日本は7回表途中から巨人や楽天でプレーした右腕・高田萌生を起用。150キロを超す速球で場内を沸かせた。それでもENEOSは8回無死1・2塁から7番・村上裕一郎が左中間に運ぶ、2点タイムリー二塁打を打ち、ダメを押した。

JR西日本も8回裏に9番・櫻井涼のソロ本塁打で追い上げたが及ばず。ENEOSが6-2と快勝し、2回戦進出を決めている。

◆試合結果
ENEOS|0 0 3 0 0 0 1 2 0|6
JR西日本|1 0 0 0 0 0 0 1 0|2

◆投手
・ENEOS:阿部雄大、加藤三範、渡部淳一
・JR西日本:中岡大河、花村 凌、長谷川康生、松本寛太、高田萌生、大畑理暉

◆本塁打
・JR西日本:田村強(ソロ)、櫻井涼(ソロ)

文:大島和人

第96回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】第6日 1回戦 JR西日本 vs. ENEOS

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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