【ハイライト動画あり】SUBARU、技巧派左腕・八野田龍司の好投と集中打で東京ガスに勝利。都市対抗野球大会

東京ガスvs.SUBARU

第96回都市対抗野球大会が、8月28日（木）に開幕し、31日（日）は大会4日目。この日も1回戦の3試合が組まれている。第2試合は東京ガス（東京第2代表／東京都）とSUBARU（北関東第1代表／太田市）の対戦だった。

SUBARUは先発の技巧派左腕・八野田龍司が好投する。1回表に迎えた一死1・2塁のピンチを併殺でしのぐと、2回から6回まではヒットを許さないほぼ完璧な内容だった。速球の球速は130キロ台前半だが、東京ガスの打者はタイミングを崩され「泳ぐ」場面が多かった。

SUBARU打線は3回裏、一死1・3塁のチャンスを得ると1番・森下智之、2番・藤原龍之介の連続タイムリー。東京ガスの先発・伊東佳希をノックアウトする。SUBARUはこの回、さらに二死から5番・後藤克基、6番・古川幸拓が連続タイムリー安打。5得点のビッグイニングを作った。SUBARUは4回裏にも1番・森下のセンター前タイムリー安打で6-0とリードを広げる。

東京ガスも7回表に反撃した。2番・楠研次郎が二塁打で出塁し、3番・藤澤涼介はタイムリー二塁打。さらに5番・仲俣槙之輔も長打で走者を返すと、6番・冨岡泰宏は犠牲フライを放つ。しかし、3得点ではまだ届かない。八野田は8回まで投げ切り、しっかりと試合を作った。

SUBARUは7回裏に突き放す。3番・日置翔兼が右中間にタイムリー二塁打を放ち、一死から５番・後藤もタイムリー二塁打で続く。8-3として、試合を決めた。SUBARUは八野田の好投と、打線の爆発で東京ガスに快勝。2回戦進出を決めている。

◆試合結果
東京ガス｜0 0 0 0 0 0 3 0 0｜3
SUBARU　｜0 0 5 1 0 0 2 0 X｜8

◆投手
SUBARU　：八野田龍司、谷地隆悟
東京ガス：伊東佳希、長久保滉成、野澤秀伍、寺嶋大希、寺沢星耶、清水一眞

文：大島和人