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菊池雄星(エンジェルス)
エンジェルスの菊池雄星は現地8月26日、快投した前回登板の勢いを持続させ今季7勝目を挙げるべく、敵地『グローブライフ・フィールド』でのレンジャーズ戦に先発登板するも、4回4安打6失点でKOとなった。
この日の左腕は制球に苦しみ、3奪三振に対して3四球とし、本塁打2本を許した。試合はエンジェルスが3-7で敗れ、菊池は今季9敗目を喫した。
◆試合結果
エンゼルス |0 0 0 0 0 0 0 0 3|3
レンジャーズ|3 2 0 1 0 0 1 0 X|7
現地紙『オレンジカウンティ・レジスター』は試合後、電子版に「ユウセイ・キクチが苦戦するなか、エンジェルスはレンジャーズに敗戦」と題した記事を掲載。
その冒頭でこの日の試合内容について、「ユウセイ・キクチにとってシーズン最悪の試合となってしまった。エンジェルス打線は手遅れになるまで何もしなかった」と要約した。
その上で、「快勝の勢いは長続きしなかった」とし、「シリーズ初戦を勝利したエンジェルスだったが、火曜夜の試合では、シーズン最悪のパフォーマンスの1つを見せるなか、テキサス・レンジャーズに7-3で敗れた」と伝えた。
続けて記事では、「シーズンハイの6失点を喫した」日本人左腕について、「キクチが先週のパフォーマンスを継続できなかったため、エンジェルスの打者はほとんどにおいて劣勢からの追い上げを強いられる展開となった」。
「効果的にアウトを取れない先発登板が続いたキクチだったが、先週は幾つかの調整を施し、88球で7回を支配的に投げ切っていた」とし、「今回は話が違った」とした上で、四球が嵩んだことで38球を要し、3点を先制された初回の顛末について詳報した。
記事によると、「キクチは新しい握り方を試していたと語った」とのことで、「キクチにとっては、快投した前回の先発登板を受けての登板だったものの、彼は進んで変化を取り入れたいと述べていた」としている。
さらに記事では、「キクチは最後の2イニングは握り方の変更を断念したと述べたが、それでも1失点を喫した」と、試行錯誤が裏目に出たことを伝えている。
J SPORTS 編集部
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