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千賀滉大(メッツ)
メッツの千賀滉大は現地8月25日(日本時間26日)、長くなりつつある不振からの脱却を期して、本拠地『シティ・フィールド』でのフィリーズ戦に先発登板するも、4回0/3で93球を要するなか、6安打3失点、4奪三振3四球の内容で降板となった。
試合はメッツが13-3で勝利し、日本人右腕に勝敗はつかなかったものの、エースの復活劇は次回登板にお預けとなった。
◆試合結果
フィリーズ|1 0 2 0 0 0 0 0 0| 3
NYメッツ|0 0 0 3 1 2 4 3 X|13
現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に「メッツのコウダイ・センガによる後半戦の苦闘は続く」と題した記事を掲載し、その中でこの日の右腕について、「右腕は月曜の試合でまたも制球に苦戦し、走者を背負うなか、4回を投げるのに93球を要した」と振り返った。
その上で、「オールスターブレーク以降、センガはまだ勝利も6回以上を投げる登板も記録しておらず、シーズン後半戦の成績を31インングの投球で、防御率6.10、29奪三振20四球としている」と、続く後半戦の不振について伝えている。
現地局『SNY』も同様に、「メッツのコウダイ・センガは、2023年以来となる通常の登板間隔での先発でも苦戦が続く」と題した記事を電子版に掲載し、その冒頭で「メッツが最高の状態であることを期待した夜に、コウダイ・センガはまたも苦戦した」と前置きした。
そして、「右腕は打線とブルペンに上手い具合に助けられたが、月曜に『シティ・フィールド』にて、地区首位のフィリーズに対して13-3で勝利した試合で、投げた4回の全てで走者を置きながらの投球を強いられた」と伝えた。
続けて記事では、カルロス・メンドーザ監督による「彼は苦戦した。勝負にならない投球が多く、カウントで先行できない投球が多かった。特にあのような打線相手にして、打者の後手に回ると、成功を収めるのは難しくなる」とのコメントを引用。
さらに「これは負傷者リストから復帰して以来、センガが見せ続けてきた不安定なパフォーマンスの最新例に過ぎない」「その間、32歳はまだ勝利を挙げられていない」「また、センガはその間、1度も6回を投げ切れておらず、防御率は5.40と低迷している」と伝えている。
J SPORTS 編集部
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