【見どころ解説】D高橋と2週間ぶり再戦の森下は中軸警戒で今度こそ投げ勝つ　打線は足攻絡めて援護を

先発投手：森下暢仁

前日8回に3点リードを守れず、延長戦の末に敗れた。連勝はならず、5位中日とのゲーム差は0.5となった。今日の先発は広島が森下で、中日は高橋宏だ。8月9日のバンテリンドームで投げ合って以来の再戦となる。

前回は森下が1回に先制点を許すなど、6回2失点で降板した。対する高橋宏は8回4安打無失点。投手戦で敗れた。森下にとってはリベンジのマウンドとなる。先に点を与えないためにも、前回3安打2打点のボスラーは要警戒だ。前日2ランの細川と並ぶ中軸の前に上位打線を出塁させないことがホームを踏ませない鍵となりそうだ。また、前日中継ぎ陣を多く起用し、島内と森浦が2連投中だけに、長いイニングを投げることも求められる。

中日高橋宏には、23年9月2日に勝利して以来、勝てていない。24年以降は8戦6敗で、今季は3戦全敗だ。前日スタメンの秋山が５打数3安打で対戦打率ではもっとも高い.400を残し、2戦連続スタメンの羽月も11打数3安打と相性は悪くない。足技を絡めながら、難敵攻略の突破口を開きたい。

文：前原淳