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今永昇太(カブス)
難敵相手の孤軍奮闘は惜しくも実らなかった。カブスの今永昇太は現地8月21日(日本時間22日)、今季9勝目を期して本拠地『リグレー・フィールド』でのブルワーズ戦に先発登板。
今夏MLBで最も勢いに乗っているナ・リーグ中地区首位チームを相手に、7回98球を投げ、3安打2失点、5奪三振2四球と、地元ファンの目前でハイクオリティ・スタートを達成する快投を披露するも、打線の援護に乏しく、今季6敗目を喫した。試合はカブスが1-4で敗れ、首位ブルワーズとの差は再び7ゲームとなった。
◆試合結果
ブルワーズ|0 2 0 0 0 0 0 2 0|4
カ ブ ス|0 0 0 0 1 0 0 0 0|1
地元紙『シカゴ・サンタイムズ』は試合後、電子版に「ショウタ・イマナガはプレーオフで大活躍できそうだが、貧打のカブスは彼の好調維持を必要としている」と題した試合のレポート記事を掲載。
その副題を「カブスのエース左腕は木曜に、またしても素晴らしい活躍を見せ、ポストシーズン第1戦の先発投手然としているが、レギュラーシーズンの残り34試合を終えた後、攻撃面でスランプに陥っているチームに何が待っているかは誰にも分からない」と
した。
そして記事の冒頭で、「ショウタ・イマナガは確実にプレーオフ第1戦の先発投手の最右翼だ」と前置き。
しかし、「カブスのポストシーズンの行方は、リグレービルで議論を呼ぶ謎となっており、このエース左腕が10月にどのような大活躍を見せてくれるかは、誰にも予想できない事態となっている」と、現在ナ・リーグのワイルドカード争いで最上位につけていながらも、プレーオフ行きがまだ楽観視できないことを示唆した。
記事ではこの日の今永について、「イマナガは自分の役割を果たした」とした上で、「途中、打者13人を連続で打ち取るなど、7回2失点と好投するなか、負ったダメージは序盤の2ラン弾のみだった」と要約。
「これでイマナガは、2登板連続して7回を投げており、6月下旬に長引いた負傷者リスト入りから復帰して以降の防御率を3.17としている」と伝えている。
J SPORTS 編集部
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