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野球 コラム 2025年7月31日

ダルビッシュ有、復活。トレード期限前のパドレスはその結果に安堵する

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有(パドレス)

サンディエゴのベテラン右腕が歴史を塗り替えた。

パドレスのダルビッシュ有は現地7月30日(日本時間31日)、本拠地『ペトコ・パーク』でのメッツ戦に今季初勝利を期して先発登板。

7回76球を投げて2安打無失点、7奪三振無四球の無双ピッチングを披露し、痛打された前回登板からのバウンスバックを果たした。試合はパドレスが5-0で勝利。ダルビッシュは今季初勝利を挙げ、歴代最多を更新する日米通算204勝を達成した。

◆試合結果
メッツ |0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
パドレス|0 2 2 0 0 0 0 1 X|5

現地紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』は試合後、「ダルビッシュが復調する中、パドレスはメッツをスイープ」と題した記事を掲載し、その冒頭で、「ユウがやった。今度はA.J.プレラー(GM)の番だ」と前置き。

そして、エース右腕の復活と、パドレスがトレードで買い手の立場にあることを強調した上で、「連勝中のパドレスは好事のリストに、MLBトレード最終期限の前日に7月最後の試合をプレーする中で、ユウ・ダルビッシュが10月までチームを引っ張ってくれる頼りになる投手として、復活するという項目を加えた」と伝えた。

さらに記事では、チームメイトのジェイク・クローネンワースによる、「ここ5年間、僕がバックを守ってきたユウ・ダルビッシュそのものだった。とにかく素晴らしい」とのコメントを掲載。

また、この試合の右腕の立ち上がりについて「今月序盤に負傷者リストから復帰して以来、最初の4試合では苦戦を強いられた賢人右腕だったが、水曜は試合開始から主導権を握った」と振り返った。

そして、「ダルビッシュの好パフォーマンスは、安堵をもたらしただけに留まらず、記録を樹立するものとなった」とした上で、「この勝利は、彼にとって日米通算204勝目となり、それまで日本人選手の最多記録として並んでいたヒロキ・クロダを抜き、単独でトップとなった」と伝えている。

記事によると、試合後、パドレスを率いるマイク・シルト監督は、この日のベテラン右腕について、「球速を変化させ、速球を狙い通りに投げた。マウンド上で絵筆を持った芸術家のようだった」と評したとのこと。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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