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大谷翔平(ドジャース)
ドジャースの大谷翔平は現地7月23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場すると、初回にキャリア最長を更新する5試合連続の今季37号本塁打を放ち、ナ・リーグ本塁打ランキングで単独トップに躍り出た。
試合はフレディ・フリーマンのサヨナラ打で大谷が生還したドジャースが4-3で逆転勝ちし、オールスターブレーク以降で初のシリーズ勝ち越しを決めた。
◆試合結果
ツインズ |0 0 1 0 0 0 0 2 0 |3
ドジャース|1 0 0 0 0 0 1 0 2X|4
現地局『ESPN』は試合後、電子版に大谷の5試合連続弾を伝える記事を掲載し、連続本塁打試合としては、これがドジャースの球団タイ記録であり、MLBにおける5試合連続本塁打は昨年のアーロン・ジャッジ以来であることについて触れた。
その上で、今回の一発について「今季37号を放って、ナショナル・リーグで先頭を走るオオタニは、ツインズに4-3で勝利した試合の初回にミネソタ先発のクリス・パダックから本塁打を放った』。
「オオタニは緩いカーブを弾き返し、センター方向へ打球を441フィート(約134.4m)飛ばすと、バットを持ったまま一塁方向へ進んだ後に、バットフリップを行った」と伝えた。
記事によると、「オオタニにとってこの本塁打は、メジャー入りした2018年以降ではMLBトップとなる46本目の440フィート(134.1m)越えだった。うち3本はこの1週間に放たれている」とのこと。
また、記事では大谷が8月を迎える前の本塁打数として、球団記録を更新し続けており、ナ・リーグの選手による8月前の本塁打数も、バリー・ボンズが45本、そしてルイス・ゴンザレスが41本を打った2001年以降では最多であると伝えている。
ちなみに、5試合連続本塁打は、これまでドジャースでは大谷以外で6選手が達成している。また、MLB全体での最多連続本塁打試合は8試合で、ケン・グリフィーJr.(1993年)、ドン・マッティングリー(1987年)、そしてデール・ロング(1956年)の3人が達成している。
なお、同サイトは同日付で試合前に「2025年の残りシーズン、投手オオタニに何を期待するか」と題した記事を掲載し、その中で、投手・大谷の今後の見通しについて、「オオタニは(ケガからの復帰という観点から)完全に困難を脱したわけではない」と前置き。
その上で、「そのためドジャースは、彼に適切な注意を払うであろうし、そうすべきである。理想的には、彼の投球への安心感、制球、そして全体的な投球数はプレーオフ前ではなく、プレーオフ期間中にピークを迎えるだろう」と伝えている。
J SPORTS 編集部
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