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大谷翔平(ドジャース)
ドジャースの大谷翔平は現地7月22日(日本時間23日)、本拠地『ドジャー・スタジアム』でのツインズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場すると、5点を追う9回に4試合連続ホーマーとなる今季36号の2ラン本塁打を放った。
大谷による4試合連続本塁打はキャリア初の快挙。また、大谷はこの本塁打によりナ・リーグの本塁打ランキングで首位タイに返り咲いた。
投げては、先発の山本由伸が5回101球、5安打3失点(自責1)、8奪三振1四球の内容で降板。守備の乱れもあり3失点を喫するなど、球数を要した2回の投球内容が悔やまれる結果となった。試合はブルペンが7点を献上したドジャースが7-10で敗れ、山本には勝敗はつかなかった。
◆試合結果
ツインズ |0 3 0 0 0 3 3 0 1|10
ドジャース|0 0 0 3 0 2 0 0 2| 7
現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に大谷の4戦連続弾を伝える記事を掲載し、その中で、「オオタニはオールスターブレーク以降、21打数5安打(打率.238)としているものの、うち4本は本塁打である」とした。
その上で、「彼は直近4試合全てで本塁打を放っており、今年の本塁打数を36本としている。オオタニがホームランを量産するのは珍しいことではなく、これで彼は今季、3試合以上の連続本塁打を3度記録している」と伝えている。
一方、『MLB.com』は現地22日付で「後半戦で目を見張る偉業のかかる13選手」と題した記事を掲載し、そのうちの1人として、4度目のMVPがかかる二刀流スターをピックアップ。
記事では大谷について、「確かに競合するライバルはいるものの、オオタニは今季も例年通りの素晴らしいシーズンを送っており、我々は彼が完全に先発ローテーションに復帰する前にこれを書いているのであり、先発ローテーションに復帰すれば、彼が頂点に立つだろう」。
「2024年までに、4度以上MVPに輝いたのはバリー・ボンズのみであり、最終的に彼は7度受賞している」と伝えている。なお、同記事で紹介された今季後半戦で偉業達成が期待される選手は以下の通り。
◆通算記録
・ジャスティン・バーランダー(通算3,500奪三振)
・マックス・シャーザー(通算3,500奪三振)
・マイク・トラウト(通算400本塁打&1,000打点)
・サルバドール・ペレス(通算1,000打点)
・ピート・アロンゾ(メッツ球団記録を更新する通算253本塁打)
・ケンリー・ジャンセン(歴代3位となる通算479セーブ)
◆今シーズンの記録
・カル・ローリー(ア・リーグ新記録となるシーズン63本塁打など)
・ピート・クロウ=アームストロング(史上7人目の40-40達成)
・バイロン・バクストン(球団史上初の30-30達成)
・フェルナンド・タティスJr. (球団史上初の30-30達成)
・アーロン・ジャッジ(史上21例目の11 bWAR以上)
・大谷翔平(4度目のMVP受賞)
・タリック・スクバル(2シーズン連続サイ・ヤング賞)
J SPORTS 編集部
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