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菊池雄星(エンジェルス)
エンジェルスの菊池雄星は現地7月12日(日本時間13日)、自身2度目の選出を果たしたオールスター前最後の登板。
本拠地『エンジェル・スタジアム』でのダイアモンドバックス戦に先発すると、5回2/3、93球を投げ、6安打3失点、5奪三振1四球と粘投し、クオリティ・スタートには一死足りないながらも、試合を作ってブルペンへバトンを渡した。試合はエンジェルスが10-5で勝利し、ベテラン左腕は今季4勝目(6敗)を挙げた。
◆試合結果
Dバックス|0 1 0 1 0 1 0 2 0| 5
エンゼルス|1 0 0 3 2 0 0 4 X|10
『MLB.com』は試合後、「キクチは恐怖のライナー直撃にもかかわらず、オールスター前の前半戦を締め括る」と題した記事を掲載。
その冒頭で、「左腕のユウセイ・キクチは、またもソリッドな先発登板で、自身2度目の選出を果たしたオールスターゲームへと向かうことになったが、土曜夜のDバックス戦では、6回にジョシュ・ネイラーの放ったライナーが左肩に直撃し、負傷の危機に瀕した」と伝えた。
続けて記事では、「今年、球団で唯一のオールスター選出を果たしたキクチは、エンジェルスがアリゾナに10-5で勝利した前半戦最後の先発登板で、5回2/3を投げて3失点をした」とした。
その上で、「ただし、6回二死の場面で、ネイラーによる時速105マイル(167キロ)のライナーが左肩に直撃したものの、キクチは試合に残り、対戦したランドル・グリチャックに適時打を許したところでお役御免となった」と伝えている。
また、記事では「火曜にアトランタの『トゥルーイスト・パーク』で開催されるオールスターでは、既に自ら進んで投げないことを決めていたキクチは、木曜の時点でタンパベイのドリュー・ラスムッセンにその座を譲っていた」と伝えた。
「これは、特に投球する側の肩にライナーが直撃したことからも、結果的に良い判断となった」と論じている。
J SPORTS 編集部
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