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野球 コラム 2025年7月13日

大谷翔平、3回1安打無失点4奪三振の好投。投手コーチはその秘密を「地面の使い方がうまい」と語る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平(ドジャース)

ドジャースの大谷翔平は現地7月12日(日本時間13日)、敵地『オラクル・パーク』でのジャイアンツ戦に「1番・投手兼指名打者」でスタメン出場。

マウンド上では投手復帰後最長となる3回を投げ、初回を3者連続三振に打ち取るなど、1安打無失点、4奪三振1四球の内容でチームの勝利に貢献した。

2-1の辛勝で逃げ切ったドジャースは、これで連敗を7で止めることに成功。現地13日に行われるシリーズ最終戦では、久々のシリーズ勝ち越しをかけ、前回からのバウンスバックを期す山本由伸が先発登板する予定となっている。

◆試合結果
ドジャース |0 1 0 0 0 1 0 0 0|2
ジャイアンツ|0 0 0 0 0 0 0 1 0|1

『NBCスポーツ』のサンフランシスコ現地局は試合後、電子版に掲載したジャイアンツの敗戦を伝える記事の中で、二刀流スターについて、「MLBのソーシャルメディアチャンネルで、オオタニほど愛されている選手はいなが、正直なところ、それすら恐らく十分ではないだろう」とした。

「彼の土曜のプレーは、一歩引いてじっくり考えてみると、かなり傑出していた」とした上で、「オオタニは金曜にローガン・ウェブからマコベイ湾への場外弾を放った翌日、ドジャースの選手としては初めてマウンドでジャイアンツと対戦するなか、初回に時速100マイルを超える投球を見せつつ、3者連続三振を奪った」。

「ドジャースで5度目の先発登板となったオオタニは、初めて3回を投げ切った。ドジャースは彼をこれまでオープナーとして起用しており、土曜はマイク・ヤストレムスキーの単打1本に抑えつつ、4奪三振をマーク。彼の最後の投球は、時速99マイル(159.3キロ)の速球だった」と、この日のマウンド上でのパフォーマンスを要約した。

一方、『スポーツ・イラストレイテッド』誌は試合後、電子版に「ドジャースのコーチがショウヘイ・オオタニはこれまで見た中で、特定のカテゴリーで最高の選手と語る」と題した記事を掲載。

大谷がこの試合での3回無失点の好投により、今季の防御率を1.00としたことについて触れつつ、「彼がナショナルリーグのホームラン(32)でトップに立っているという事実は、彼が毎試合残し続けている伝説に彩りを加えている」とした。

そして、ドジャースの投手アシスタントコーチ、コナー・マッギネスはオオタニのマウンドに上がって、質の高いイニングを投げる素晴らしさだけでなく、他の投手たちとは一線を画す、彼の特定の側面について、以下のような話をした。

「彼はこれまで私が見てきたどの投手よりも、地面の使い方がうまいんだ。彼が削った窪みを見れば分かるが、彼が蹴り出しから着地にかけての流れの中で、送り出しているエネルギーの量は、私にとっては初めて見るものだ」。

「私はもう何年もここにいて、これまで殿堂入りするような素晴らしい投手たちと仕事をしてきたが、彼のように地面を使う選手はいまだだかつて、見たことがない」とのコメントを伝えている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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