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菊池雄星(エンジェルス)
ベテラン左腕が安定したパフォーマンスを発揮し続けている。エンジェルスの菊池雄星は現地7月2日、今季4勝目を期して敵地『トゥルーイスト・パーク』でのブレーブス戦に先発登板。
5回2/3を投げ、相手打線を零封するも、単打2本を許したところで降板となり、勝利投手の権利は得たものの、すんでのところでクオリティ・スタート達成を逃した。
菊池に代わって登板した2番手のライアン・ゼファージャンが、直後に3ラン弾を喫したことで、最終的に左腕のボックススコアは5回2/3、6安打2失点、7奪三振2四球となり、勝敗はつかなかった。試合はエンジェルスが3-8で敗れている。
◆試合結果
エンゼルス|2 0 0 0 0 0 0 0 1|3
ブレーブス|0 0 0 0 0 7 1 0 X|8
現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に「エンジェルスのユウセイ・キクチは7奪三振も勝敗つかず」と題した記事を掲載。
その冒頭で、この試合で先発左腕の残した数字を振り返った上で、「キクチは初回に満塁のピンチを切り抜けると、勝利投手の権利を手に、3連続クオリティスタート達成を見据えて6回もマウンドに上がった」。
「彼は2者連続で単打を許したところで降板となり、ショーン・マーフィーがライアン・ゼファージャンから3ラン本塁打を放ったことで、彼はその2失点の責を負うこととなった」と伝えた。
さらに記事では、「キクチはキャリアベストとなるシーズンの真っ只中におり、これまで101回2/3を投げ、106奪三振、防御率2.81をマークし、アメリカンリーグで規定に達した先発投手では、それぞれのスタッツで順に9位と11位にランクインしている」と、今季のベテラン左腕の好調ぶりについて伝えた。
その上で、「次回は来週ホームでのレンジャーズ戦で先発登板する予定となっている」と伝えている。
なお、『MLB.com』が試合後に掲載したレポート記事によると、レイ・モンゴメリー暫定監督はこの試合の継投策について、「それが問題だった。二死を奪ったところで、マウンドのキクチについては、良い感じだと思っていた。継投するには良い場面だと思ったので、(ブルペンへ)引き継いだんだ。それが上手く行かなかった」と述べたとのこと。
J SPORTS 編集部
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