【ハイライト動画あり】中京大学、2試合連続完封リレー。近畿大学に勝って2大会連続ベスト8。全日本大学野球選手権 2回戦

近畿大学 vs. 中京大学

6月11日（水）、大会3日目を迎えた第74回全日本大学野球選手権大会。東京ドームで行われた第3試合は、2年ぶり32回目出場の近畿大学（関西学生野球連盟）と、2大会連続21回目となる中京大学（愛知大学野球連盟）の2回戦が行われた。

1回戦、近畿大学は神奈川大学（神奈川大学野球連盟）に8-0で7回コールド、中京大学も初出場の久留米工業大学（九州地区大学野球連盟）に、7-0で8回コールド勝ちと、ともに無失点で2回戦に進出している。

この試合、中京大は春のリーグ戦では先発がなかった大矢琉晟が先発。初回、2つの三振を奪うなど三者凡退のスタートを切ると、7回を投げて被安打3、8奪三振、無四球で、近畿大に三塁を踏ませない好投でチームに流れを呼び寄せた。

打線も1回裏にパスボールで先制。3回には二死から3番・秋山俊が、安打とパスボールで2塁に進むと、4番・川瀬譲二が適時二塁打で2点目。5回にも二死2塁から3番・秋山の三塁打で追加点をあげた。

さらに中京大は7回に1番・西谷光世がレフトへのソロ本塁打、8回には7番・金沢玲哉の三塁打で1点ずつを追加し、5-0とリードを広げる。

守っても、8回からは磯部祐吉、沢田涼太とつなぎ、近畿大に走者を許さない。結局、中京大が2試合連続の完封リレーを達成。2大会連続のベスト8進出を決めた。

◆試合結果
近畿大学｜0 0 0 0 0 0 0 0 0｜0
中京大学｜1 0 1 0 1 0 1 1 X｜5

◆投手
・近畿大学：有方祥互、増田　壮、北見隆侑、宮原　廉
・中京大学：大矢琉晟、磯部祐吉、沢田涼太