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【ハイライト動画あり】奈良学園大学、サヨナラ2ランで東海大学九州キャンパスを破り初戦突破。全日本大学野球選手権 1回戦
野球好きコラム by J SPORTS 編集部奈良学園大学 vs. 東海大学九州キャンパス
第74回全日本大学野球選手権大会は、6月9日(月)が大会初日。神宮球場での第1試合では、7年ぶり22回目の出場となる奈良学園大学(近畿学生野球連盟)と、2大会連続13回目の出場となる東海大学九州キャンパス(南部九州大学野球連盟)が対戦。
先攻の東海大九州は奈良学園大の先発、八木唯斗の立ち上がりを攻め、1番・山下敬大と3番・吉行遥希の単打で一死1・3塁のチャンスを作るも、ここは八木が4番・白川竜也をショートへの併殺打に打ち取り事なきを得る。
一方、東海大九州先発の江口晶大は、先頭打者に単打を許すも、その後は打者3人を連続して打ち取る順調な立ち上がりを見せる。その後、2回は共に三者凡退となるも、3回に試合が動く。
東海大九州は3回、二死走者なしから1番の山下が八木の投じたフォーシームを完璧に捉え、右翼スタンドへ先制のソロ本塁打を放つ。しかし、先手を取られた奈良学園大はその裏の攻撃で、死球と盗塁で一死2塁のチャンスを作ると、ここで1番・本間悠人がライトオーバーの適時二塁打を放って走者を生還させ、試合を振り出しに戻す。
第74回 全日本大学野球選手権大会
【ハイライト動画】1回戦 奈良学園大学 vs. 東海大学九州キャンパス
4回から5回にかけては、両投手が安定したピッチングを見せ、試合は投げ合いの様相を呈し始める。6回、東海大九州は二死ながら満塁のチャンスを作り、奈良学園大先発の八木を降板させる。
ここで奈良学園大は平野健太へと継投すると、バトンを受けた右腕が6番・諏訪一輝を打ち取り、火消しに成功する。試合はその後、両チームのスコアボードに「0」が並ぶなか、1-1のまま9回に突入。
奈良学園大は6回以降マウンドに上がり続けた平野が9回も無失点とすると、その裏の攻撃でこの試合4安打に抑えられていた相手先発の江口に対し、死球と犠打により一死2塁と、一打サヨナラのチャンスを作り出す。
すると、ここで打席に立った7番・守優雅が外角低めのスライダーに泳がされながらも左翼スタンドへ運び、サヨナラの2ラン本塁打で熱戦に終止符を打った。7年ぶりの出場で初戦突破を果たした奈良学園大は、2回戦でディフェンディングチャンピオンの青山学院大学と対戦する。
◆試合結果
東海九州|0 0 1 0 0 0 0 0 0 |1
奈良学園|0 0 1 0 0 0 0 0 2X|3
◆投手
・東海大九州:●江口晶大
・奈良学園大:八木唯斗、◯平野健太
J SPORTS 編集部
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