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千賀滉大(メッツ)
メッツの千賀滉大は現地5月31日(日本時間6月1日)、本拠地『シティ・フィールド』でのロッキーズ戦に先発登板すると、6回1/3、92球を投げ、2安打2失点、7奪三振2四球と、クオリティスタート達成の快投でチームによる8-2の快勝に貢献。
自身6勝目(3敗)を挙げ、これで再び規定投球回に達したエース右腕は、防御率を1.60とし、ナ・リーグの同スタッツでドジャースの山本由伸を抜いて、トップに返り咲いた。
◆試合結果
ロッキーズ|1 0 0 0 0 0 1 0 0|2
メ ッ ツ|4 0 0 3 0 0 0 1 X|8
現地紙『ニューヨーク・ポスト』は試合後、電子版に「コウダイ・センガがまたも序盤の本塁打を振り払い快投」と題した記事を掲載し、その冒頭で、「コウダイ・センガは2試合連続して初回に本塁打を喫し、序盤のメッツを劣勢に立たせた」と前置き。
「先週の日曜に本塁打を喫したのは、元王者ドジャースのショウヘイ・オオタニからだった。この土曜は歴史的不振に喘ぐ、ロッキーズのエゼキエル・トーバーから打たれ、しかもそれはセンガの有名なフォークボールから放たれた初の本塁打だった」とした。
その上で、「それでも、センガは動じなかった」とし、「その本塁打の後、彼は17打者を連続で打ち取り、メッツが8-2でコロラドに勝利した試合で、6回1/3を投げ、7奪三振をマークしつつ、2安打2失点で今季6勝目を挙げた」と伝えた。
記事では、「センガが6回1/3以上を投げて、2安打以内に抑えたのは、2023年8月19日以来のこと」であり、「彼は28先発登板連続で自責点を3以内としているが、これはメッツの球団史上4番目に長い連続記録である」とした。
そして、チームメイトのブレット・ベイティによる「彼は信じられないくらい素晴らしいと思った。僕は彼が今季見せている苦境から復活する力は驚異的だと言っていたんだ」。
「彼は先発したドジャース戦で、初回にホ―ムランを浴びていたし、今日も初回に一発を許していた。その後、彼はマウンドへ戻ると、ストライクを投げ、皆を圧倒していた。あれはクールだった」とのコメントを伝えている。
J SPORTS 編集部
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