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野球 コラム 2025年5月10日

菅野智之、快投で今季3度目の連敗阻止。現地メディアは「何か特別な存在となりそうな雰囲気」と伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菅野智之(オリオールズ)

日本のベテランルーキーが、シーズン序盤のオリオールズ先発ローテーションで最も頼れる男となっている。

オリオールズ菅野智之は現地5月9日(日本時間10日)、敵地『エンジェル・スタジアム』でのエンジェルス戦で先発登板すると、7回1/3を93球で投げ切る省エネ投球を披露するなか、3安打1失点、5奪三振無四球の快投でチームによる4-1の勝利に貢献し、今季4勝目(2敗)を挙げた。

◆試合結果

オリオールズ|1 2 0 0 0 0 0 0 1|4
エンゼルス |0 0 0 0 0 0 1 0 0|1

5連敗でこの試合を迎えたオリオールズは、これでようやく連敗脱出となったが、菅野がチームの連敗をストップしたのは、連敗を3で止めた現地4月5日のロイヤルズ戦、そして連敗を同じく3で止めた現地4月28日のヤンキース戦に続いて、今季はこれが早くも3度目のこととなった。

現地ニュースサイト『ボルティモア・バナー』は試合後、「トモユキ・スガノの好先発により、オリオールズがエンジェルス戦で5連敗から脱出」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「厳密に言うと彼はルーキーではあるものの、トモユキ・スガノはかつてエースだった」と前置き。

「14勝23敗としているオリオールズには、チームの至るところに至らない点があるものの、その不安定な先発ローテーションにあって、35歳になる日本人ベテラン投手の経験は、極めて信頼できるものとなっており、最近は何か特別な存在となりそうな雰囲気を見せている」と続けた。

その上で、「スガノは金曜の夜に、またも素晴らしい先発登板を見せ、ボルティモアがエンジェルスに4-1で勝利し、連敗を5で止めた試合の立役者となった」。

そして、「オリオールズはこれ以上、スガノから望めなかったであろう。何しろ彼は92球(原文まま)で8回途中まで投げ、今季オリオールズの先発投手で最も長いイニングを投げた投手となったのである」と、この日のベテラン右腕による活躍を伝えた。

また、記事では試合後の様子について、「ブランドン・ハイド監督が記者会見に姿を現す直前、ビジター側のクラブハウスからは、感謝の念を表す大きな歓声が響き渡った」とした上で、「散々なシーズンのスタートとなるなか、オリオールズはスガノがもたらす活力を最後の一滴まで必要としている」と伝えている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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