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千賀滉大(メッツ)
メッツの千賀滉大は現地5月1日(日本時間2日)、本拠地シティフィールドでのダイヤモンドバックス戦に先発登板すると、4回87球を投げ、5安打1失点、6奪三振3四球としたところで降板となった。試合はダイヤモンドバックスが4-2で勝利し、千賀は今季2敗目(3勝)を喫した。
◆試合結果
Dバックス|0 0 0 1 1 0 1 0 1|4
メ ッ ツ|0 0 0 0 0 1 0 1 0|2
内容自体は悪くなかったものの、球数が嵩んで長丁場を投げられなかったため、現地紙『ニューヨーク・ポスト』は同日付で電子版に「コウダイ・センガの登板が、長引くメッツの先発ローテーション問題を象徴」と題した記事を掲載。
記事の導入部で右腕について、「センガは降板する際、期待されたメッツ先発ローテーションの開幕からの勢いを削ぎ続けている問題の最新事例となった」とした。
「彼の数字は、ダイヤモンドバックスに4-2で負けた試合で、5安打1失点に6奪三振と、メッツの先発ローテーションの合計した防御率がメジャーで最高(2.24)であるように、紙面上では力強いものだった」とした。
「しかし、彼の投球数は4回を終えた時点で87球にまで膨れ上がり、それ以上のイニングをもたらすことも、疲弊したブルペンの負担を軽減することもできなかった」と伝えた。
記事では、千賀が立ち上がりから2回を連続して14球(計28球)で終わらせながらも、3回にその倍以上となる29球を要したことについて触れ、「2イニング連続して14球で片付けたリズムと流れは完全に消滅してしまい、彼の防御率さえ、今季6度目の先発登板で、1.26から1.38まで僅かながら上昇してしまった」と振り返った。
その上で、カルロス・メンドーザ監督による「特に最近は、先発投手たちから長いイニングを得られていない。そして、毎日ブルペンに4、5回を任せなければならない。それは難しいことだ」とのコメントを伝えた。
さらに記事では、「センガが前回先発登板した4月25日のナショナルズ戦以降、先発投手が5回以上を投げたのは1度のみ(タイラー・メギル)であり、そのナショナルズ戦でさえ、センガが今季6回以上投げたわずか2度目の試合だった」とした。
続けて、「そしてこの木曜は、彼らのエースでさえ、この懸念される傾向を止めることはできなかった」とした上で、メンドーザ監督による「先発投手たちは試合の深いところまで投げてはいないが、それでも試合は作っている。我々はこれを解決できるだろう」とのコメントを伝えている。
ただ、この日の千賀はウイルスに感染し、試合前に点滴を打っての強行登板だったことが判明。それでも千賀は「マウンドに上がった以上、先発として6回は投げたかった」と言い訳しなかった。
J SPORTS 編集部
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