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6回78球を投げ、2安打2失点、4奪三振3四球と、MLBで初めてクオリティ・スタートを達成する好投で、勝利投手の権利を持ってブルペンへバトンを渡した。しかし、試合はドジャースがサヨナラ負けを喫したため、ルーキー右腕によるメジャー初勝利はお預けとなった。
◆試合結果
ドジャース |0 0 0 3 0 0 0 0 0 |3
レンジャーズ|0 0 2 0 0 0 0 0 2X|4
『MLB.com』でドジャースと担当するソニア・チェン記者は、同日付で「ササキはMLB初のクオリティ・スタートで『自信は増すばかり』」と題した記事を投稿した。
その冒頭で、「土曜午後のレンジャーズ戦での初回に、ロウキ・ササキのフォーシームの最速が94.1マイル(151.4キロ)だったことから、比喩的な意味での警報が鳴り始めた」と、この日は右腕の速球が本調子でなかったことについて触れた。
しかし、「最高の球速がなかったことで、ササキは適応せざるを得なかったのだが、それ故、彼によるメジャー5試合目の先発登板は、恐らくこれまでで最も励みになる内容となった」とした。
その上で、佐々木がメジャー初勝利を逃しつつ、初めてクオリティ・スタートを達成したことについて言及し、「ササキが6回を投げ切ったのはこれが初めてだったが、彼はそれをわずか78球でやり遂げた」と伝えた。
続けて同記者は、この日の佐々木の球速について、「ササキの球速は試合が進むにつれて、やや改善はしたものの、それでも今季の平均と比較すると、フォーシームは96.9マイル(155.9キロ)に対して、94.7マイル(152.4キロ)」。
「スプリットは85.3マイル(137.3キロ)に対して、84.3マイル(135.7キロ)、スライダーは83.1マイル(133.7キロ)に対して、81.1マイル(130.5キロ)と、全体的に下回っていた」と詳報。
「それでもなお、23歳の右腕はレンジャーズを2安打2失点に抑え、3四球に対し4奪三振とした」と、右腕の投球内容を振り返った。
記事によると、試合後にデーブ・ロバーツ監督はこの日の佐々木を「彼は、2球種のみの投手では、先発投手にはなれないということを素早く理解しているのだと思う」。
「彼がスプリットと速球に自信を持っているのは分かっているが、速球以外の球種も織り交ぜることで、明らかに相手を翻弄していたと思う」と評したとのこと。
これで佐々木の防御率は3.20に改善。若き右腕がMLBの舞台で着実に前進している。
J SPORTS 編集部
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