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千賀滉大(メッツ)
ニューヨークの日本人右腕が、登板するごとにエースとしての存在感を高めている。
メッツの千賀滉大は現地4月13日(日本時間14日日)、敵地でのアスレチックス戦に先発登板すると、7回79球を投げ、4安打無失点、4奪三振2四球の零封ピッチングで、今季2勝目(1敗)を挙げた。これで2試合連続無失点の快投を見せた右腕の防御率は1.06となった。
現地紙『ニューヨーク・ポスト』は試合後、電子版に「センガ・コウダイが零封投球を披露し、メッツはアスレチックスにシリーズ勝ち越し」と題した記事を掲載。
その冒頭で「日曜の試合で、コウダイ・センガのパフォーマンスは回を追うごとに向上していった」と前置き。
「7回の時点でも、メッツの右腕は時速96マイル(154.5キロ)の速球を投じ、アスレチックス打線を軽々と打ち取っていた。恐らく唯一の疑問は、彼が8回もマウンドに上がるのかどうかという点だった」と千賀のパフォーマンスについて振り返った。
その上で、「その機会はカルロス・メンドーザ監督により却下されたが、それでもセンガは今季メッツの投手で最高の先発登板を果たし、サッターヘルスパークでのシリーズ最終戦で、チームによる8-0の勝利に貢献した」と伝えた。
◆試合結果
メッツ|0 0 0 0 0 1 2 1 4|8
A’s|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
一方、現地スポーツネットワークの『SNY』は同時付で電子版に掲載したメッツの勝利と、千賀の好投を伝えた記事の中で、「試合後、カルロス・メンドーザ監督は、信じられないほど効率的な79球を投げた後のセンガを、再びマウンドに戻すつもりはなかったのかと尋ねられた」と掲載。
そして、指揮官による「それについては考えたよ。でも、これまでずっと彼のことは5イニングに抑えてきたので、7イニングの時点で既に大幅な飛躍だったんだ。我々は85球くらの予定でいたが、あのイニングは(味方の)攻撃で長引いたので、彼はあそこで十分だと思ったんだ」とのコメントを伝えている。
一方、アメリカの『Yahoo!スポーツ』は試合後に、「メッツが圧勝で制したアスレチックスとのシリーズからの3つの注目点」と題した記事を掲載し、その注目ポイントの筆頭を「コウダイ・センガが今季メッツで最高の先発登板」とした。
これについて「今季14試合を終え、メッツの先発ローテーションは試合の後半まで投げられないことが批判されてきた」と前置きした上で、「日曜午後のシリーズ最終戦で、センガはそんな傾向を覆した」と断言。
「32歳の右腕は7回を投げ、4奪三振をマークしつつ、散発の4安打と2四球に抑えたのだが、これはメッツにとって今季最長の先発登板となり、センガにとっても2023年9月1日以来の最長登板となった」と、右腕が快調に長丁場をこなした重要性について伝えている。
J SPORTS 編集部
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