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菊池雄星(エンジェルス)
新天地でのさらなる飛躍を期す菊池雄星、そしてエース復活を期す千賀滉大が、この春から取り入れている新しい球種が注目を集めている。
『MLB.com』は現地9日付で「この春、目にした15のエグい新球」と題した記事を掲載し、そのうちの1つとして菊池のスイーパーと千賀のシンカーを選出した。
記事を投稿したデビッド・アドラー記者は、左腕の新球種について、次のように伝えた。
「キクチの速球とスライダーの組み合わせは、昨季終盤に彼がアストロズで立て続けに見せた、圧倒的なパフォーマンスの原動力となったが、今やその組み合わせにスイーパーを加え、これまで持っていなかった、より変化の大きな変化球を投げるようになった」。
その上で、左腕の新たな武器となるスイーパーについて、「今春のキクチのスライダーと、スイーパーを比較してみると、スライダーは平均時速87マイル(140キロ)で、曲がりはわずか2インチ(5.1cm)だが、スイーパーは平均時速81マイル(130.4キロ)で、16インチ(40.6cm)変化している」とその特徴を伝えた。
さらに記事では、この春、菊池が実戦でスイーパーを使用した場面について、「このスイーパーはキクチにとって左対左のマッチアップで優れた武器になりそう」と伝えた。
そして、「ショウヘイ・オオタニとの勝負では空振りを奪ったが、右打者に対してもバックドアとして投げることができ、同じ試合ではこの球種によりウィル・スミスを三振に仕留めている」と続けた。
千賀滉大(メッツ)
一方、千賀のシンカーについて同記者は、「センガは通常のフォーシーム(時速95マイル/153キロ)と、ゴーストフォーク(時速83マイル/133.6キロ)間に位置することになる時速90マイル(144.8キロ)前後のシンカーを試している」とした。
その上で、「その動きはとても良いようで、彼はスタットキャストによる計測では、まだ数球しかシンカーを投げていないものの、それらには18インチ(45.7cm)動きがあった」と新球の特徴に言及しつつ、「シンカーは、メッツのエースのレパートリーに7番目の球種を加えることになる」としている。
この2球種以外では、以下の13球種が取り上げられている。
・ポール・スキーンズ(パイレーツ):カッター
・ジャクソン・ジョーブ(タイガース):カーブ
・マックス・シャーザー(ブルージェイズ):シンカー
・ロビー・レイ(ジャイアンツ):チェンジアップ
・クレイ・ホームズ(メッツ):チェンジアップ
・ブライス・ミラー(マリナーズ):カッター
・ディラン・シース(パドレス):チェンジアップ
・アンドレス・ムニョス(マリナーズ):チェンジアップ
・ジャレッド・ジョーンズ(パイレーツ):シンカー
・ジャック・ライター(レンジャーズ):チェンジアップ
・ヘスス・ルザルド(フィリーズ):スイーパー
・マックス・マイヤー(マーリンズ):スイーパー
・ジョー・ボイル(レイズ):シンカー
J SPORTS 編集部
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