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千賀滉大(メッツ)
『MLB.com』が現地3月3日(日本時間4日)にのマーリンズで登板した千賀滉大の新球に注目している。
同サイトでメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者は現地3日付で「急ぐことはない:センガは初披露の新球ツーシームを意図的に遅く投げた」と題した記事を投稿。
その冒頭で「コウダイ・センガは、3月初めに体調万全であるだけでなく、逆球にあたるスプリットを削減するための新球種に取り組んでいる」と前置き。
「センガは初登板となった、月曜夜のグレープフルーツリーグ(フロリダ開催のオープン戦)の試合でツーシーム、あるいはシンカーを初めて披露した」と伝えた。
その上で、「彼はそれを3球投げ、急速は90マイル代中盤の彼のフォーシームより平均して約5マイルほど遅かったが、この球速の散らばりは永続的ではない」とした。
そして、「ジェレミー・ヘフナー投手コーチは、センガは感覚を掴もうとしているため、ツーシームを意図的に遅く投げたと述べている」と続けた。
記事によると、ヘフナー投手コーチは、「まだ完全に自信を持っているわけではない新球種なので、彼は握りの正しい場所を把握しようとしているんだ」と述べたとのこと。
同コーチは「センガのツーシームは、最終的に彼のフォーシームより1、2マイル遅いくらいになるだろうと見ている」と伝えている。
続けて記事では、主にフォーシーム、カッター、そしてゴーストフォークを駆使した2023年の千賀は、この3球種で左打者を、被OPS.562に抑えたが、右打者には被OPS.679とそこまで効果的ではなかった。
それについて記事では、「2023年のセンガは、しばしば右打者を打ち取るのに苦労し、結果として打席が長引いて投球数が増えることになった」と千賀のデビューシーズンを振り返った。
「センガにツーシームのアイディアを提案したヘフナーは、最終的にこの球種が右打者に対して、フォーシームの代わりになることを確信している」。
「そうなれば、ゴールドグラブ賞級の遊撃手であるフランシスコ・リンドーアを活かし、素早いアウトに繋がる期待が高まる」と伝えた。
記事によると、千賀のツーシームについてカルロス・メンドーザ監督は、「あれはゴロを打たせることができる球種だ。右打者に対して何か他に球種があれば、スプリットとスライダーで打者を惑わすことができる」。
「彼が必要に応じて本当に使える球種となれば、あれは危険な球種だ。彼は様々な方法でボールを操ることができるんだ」とコメントしたとのこと。この春は、千賀対右打者の打席に注目である。
J SPORTS 編集部
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