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野球 コラム 2024年9月30日

ドジャース、ディビジョンシリーズの対戦相手は高確率でパドレス?

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平(ドジャース)

MLBは現地9月29日(日本時間30日)にレギュラーシーズン最終日が終幕。残り試合は、雨天延期により現地9月30日(月)に行われるメッツとブレーブスのダブルヘッダー2試合のみとなった。

三冠王の可能性を残していた大谷翔平は、敵地でのロッキーズとの最終戦に「1番・指名打者」でスタメン出場するも、この日は4打数1安打に留まり、惜しくも三冠獲得はならなかった。

それでも、本塁打と打点の二冠を確定させた(2試合を残すブレーブスのマルセル・オズーナには本塁打15本、打点28の差をつけている)ほか、この日は盗塁を成功させ、50-50達成に加え400塁打も達成した歴史的シーズンを最終的に54本塁打、59盗塁、411塁打で締め括った。

これで、二刀流スターに対する期待はポストシーズンでの活躍ということになるわけだが、ナショナル・リーグはワイルドカード最後の2枠が大激戦となっており、前述したダブルヘッダーの結果待ちという状況になっている。

メジャーリーグ中継2024 ワイルドカードシリーズ

ドジャースはナ・リーグ最高勝率により、第1シードとしてポストシーズンに進出するため、現地10月5日から始まるディビジョンシリーズでは、現地10月1日から始まるワイルドカードシリーズを戦う第4シードのパドレスと、第5シードのチームの勝者と対戦する。

現在、2試合の直接対決を残すメッツとブレーブスに加え、既に全日程を終了しているダイアモンドバックスにプレーオフ進出の可能性が残されており、メッツとブレーブスがダブルヘッダーを1勝1敗とした場合、ブレーブスが第5シードに、メッツが第6シードに入ることになる。

ダイアモンドバックスは、どちらかのスイープが発生した場合のみ、第6シードでのプレーオフ進出が決まり、その場合、スイープしたチームが第5シードに入る。

だが、ダブルヘッダーで先勝してプレーオフ進出を決めたチームが、翌日からのワイルドカードシリーズを前に、第2戦に主力投手を注ぎ込むことは極めて考えにくいため、立場的にダイアモンドバックスはかなり不利な状況にあると言える。

このダブルヘッダーの結果はどうあれ、メッツとブレーブスは少なくとも1試合は投手陣の主力を投入しなければならない可能性が高く、その後の第4シードと第5シードによるワイルドカードシリーズでは、パドレスが有利な状況でスタートラインにつくことになるかもしれない。

2戦先勝の短期決戦となるため、予断は許さないが、レギュラーシーズン後半戦で最強チームの1つだったパドレスは、ダルビッシュ有に加え、ディラン・シース、ジョー・マスグローブ、そしてマイケル・キングという豪華先発ローテーションが盤石の状態でポストシーズンに臨むため、ドジャースの待つディビジョンシリーズは、西地区ライバル対決という構図になる可能性が高そうだ。

仮にそうなった場合、現地識者はどちらが有利と見ているのか。その答えはパドレス優勢であり、現地9月29日(日本時間30日)に放送された『MLBネットワーク』の番組『MLBトゥナイト』では、この日出演したアドナン・バーク、カルロス・ペーニャ、アンソニー・レッカーの3人が揃って、ブレーブスとのワイルドカードシリーズを勝ち抜いたパドレスのディビジョンシリーズ勝ち抜けを予想。

レッカーに至っては、パドレスによる球団史上初のワールドシリーズ制覇という大胆予想を打ち出している(もちろんその場合、ダルビッシュにとっては悲願達成となる)。

ちなみに、ドジャースは最終盤に本拠地で迎えたパドレスとの地区優勝のかかった天王山シリーズこそ、2勝1敗と勝ち越しているが、シーズン全体では5勝8敗と負け越している。

一方、ブレーブスには今季5勝2敗と勝ち越しており、同じくディビジョンシリーズで対戦する可能性のあるメッツとは、今季の対戦成績を4勝2敗としている。ただし、ドジャースはシーズン後半に調子を上げたメッツとは、シーズン前半の5月以降対戦していない。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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