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野球 コラム 2024年7月30日

【ハイライト動画あり】三菱重工East、東京ガスの反撃をしのいで初の決勝進出。都市対抗野球

野球好きコラム by 大久保泰伸
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東京ガス vs. 三菱重工East

「第95回都市対抗野球大会」、7月29日(月)の11日目は準決勝2試合が行われ、第1試合ではJR東日本東北が決勝進出を決めている。第2試合は三菱重工East(横浜市)と、東京ガス(東京都)が対戦した。

3日連続の試合となる三菱重工Eastは、東芝からの補強選手で27日の2回戦から中2日の登板となる笹森公輔、東京ガスは21日の1回戦で2失点完投勝利をマークした臼井浩が中7日で先発を任された。

先制したのは三菱重工East。5回裏に北海道日本ハム・江越大賀の実弟である江越海地の内野安打から斉藤大輝、中前祐也の連打でまず1点。さらに内野ゴロの間に1点を追加した後、矢野幸郎がスクイズを決めて3点を奪った。

6回表に東京ガスは笹森から代わった長島彰を攻め、小野田俊介のタイムリーで1点を返して、なおも二死1・3塁としたが、笹川晃平がファウルフライに倒れた。7回表にも一死1・3塁のチャンスを併殺打で逃し、8回表も無死1・3塁としたが、三菱重工Eastの4番手・本間大暉に3者三振に抑えられた。

再三のピンチをしのいだ三菱重工Eastは、8回裏にオリックス、中日でプレーした武田健吾がソロ本塁打で貴重な追加点を挙げた。武田は外野守備でも好プレーを見せており、攻守で勝利に貢献した。

第93回大会(2022年)で準優勝した東京ガスは、好機を生かせず2年ぶりの決勝進出を逃した。三菱重工Eastは初の決勝進出となり、30日のJR東日本東北との決勝戦は、どちらが勝っても初優勝となる。

◆試合結果
東京ガス|0 0 0 0 0 1 0 0 0|1
三菱重工|0 0 0 0 3 0 0 1 X|4

◆本塁打
・三菱重工:武田健吾(8回ソロ)

◆バッテリー
・東京ガス:臼井浩
・三菱重工:笹森公輔、長島彰、池内瞭馬、本間大暉

文:大久保泰伸

第95回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】準決勝 東京ガスvs. 三菱重工East|三菱重工Eastが初の決勝進出

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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