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野球 コラム 2024年7月21日

【ハイライト動画あり】JR東日本東北、JR西日本との「JR」対決に勝利。都市対抗野球大会

野球好きコラム by 大久保泰伸
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JR東日本東北vs.JR西日本

7月19日(金)に開幕した「第95回都市対抗野球大会」。大会2日目の第2試合は4年連続30回目の出場となるJR東日本東北(仙台市/東北第1代表)と、3年連続7回目の出場となるJR西日本(広島市/中国第1代表)が対戦した。

1回戦から「JR対決」となったこの試合は、初回から点を取り合う展開となった。1回表にJR東日本東北は、JR西日本先発・花村凌の立ち上がりを攻め、先頭の浦林祐佑が初球をセンター前に安打、続く大保優真がレフトへ2塁打で無死2・3塁のチャンス。一死後に4番・丸山大が四球で満塁となり、5番の大西蓮がレフトスタンドへ運ぶ一発を放って4点を先制した。

直後の1回裏にJR西日本は一死から田村強が左中間へのソロ本塁打ですぐに反撃。二死後に左中間深くへ安打を放った土居拓海が果敢に2塁を狙ったが、JR東日本東北の見事な中継プレーでアウトになった。

その後は3回表に、JR東日本東北が大西の2打席連続となるソロ本塁打、6回裏にはJR西日本が土居のタイムリーで1点ずつを奪った。終盤はJR西日本が3番手の大畑理の好投で相手に追加点を許さず、攻撃陣は7回裏に一死満塁、9回裏は2死1・3塁とチャンスを作ったが、あと1本が出ず、JR東日本東北が逃げ切った。

JR東日本東北は先発した小島康明が6回2失点と試合をつくり、後を継いだ工藤陽平が3回無失点の好投でチームは4年連続初戦突破となった。

◆試合結果
JR東日本東北|4 0 1 0 0 0 0 0 0|5
JR西日本  |1 0 0 0 0 1 0 0 0|2

◆投手
JR東日本東北:小島康明、工藤陽平
JR西日本  :花村凌、末野雄大、大畑理暉、江原雅裕、中岡大河

◆本塁打
JR東日本東北:大西蓮(1回満塁・3回ソロ)
JR西日本  :田村強(1回ソロ)

文:大久保泰伸

第95回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】1回戦 JR東日本東北 vs. JR西日本|大西蓮が2打席連続本塁打

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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