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野球 コラム 2024年7月18日

「超新星vs.スラッガー」「決勝2ラン」そして、「大谷翔平の一発」。現地メディアが選んだオールスターで最高の瞬間

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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今年のオールスターゲームはみどころ満載となったわけだが、『MLB.com』は現地17日付で「テキサスでのスターが揃ったミッドサマークラシック(真夏のクラシック)最高の瞬間9選」と題した記事を掲載し、9つのメモラブルな場面で今回の球宴を振り返っている。

同サイトが真っ先に挙げたのは、「超新星ポール・スキーンズvs.スラッガーのアーロン・ジャッジ」で、記事ではこの対戦について、「これは野球界が待ち望んだ最高のマッチアップ」とした上で、ルーキー右腕が99.7マイル(160.5キロ)の速球でジャッジを三塁ゴロに打ち取った場面について回想しつつ、「スキーンズはこれで公式に、1995年のヒデオ・ノモ以来、初めてオールスターゲームで先発登板したルーキーとなった」と伝えた。

続けて記事では、5回に2ラン本塁打を放ってアメリカン・リーグに決勝点をもたらし、MVPに選出されたジャレン・デュランを選出。記事によると、レッドソックスの選手によるオールスターゲームでの本塁打は、2011年のアドリアン・ゴンザレス以来であり、レッドソックスの選手が球宴でMVPを獲得したのは、2008年のJ.D.ドリュー以来とのこと。

そして、ナショナル・リーグが勝利していれば、恐らくトップの項目として扱われていたであろう「ショウタイム!」が、3番目に挙げられた。

記事では「選手紹介の際、グローブライフフィールドの満員の観客から温かい歓迎を受けたショウヘイ・オオタニは、この試合最初のホームランにより大舞台で真価を発揮。レッドソックスのタナー・ハウクから、右翼スタンドへ推定飛距離400フィート(121.9m)の3ランを放った」とした。

その上で、「これによりオオタニはオールスターゲームにて、投手として勝利を挙げつつ(2021年コロラド)、本塁打を放っただけでなく、ドジャースの選手としては1996年のマイク・ピアッツァ以来となる球宴での本塁打を放ち、球団の長いホームラン日照りに終止符を打った」と伝えている。

記事が4番目に挙げたのは、大谷から三振を奪いつつ、その後、トレイ・ターナーに対し、球宴史上最速の103.6マイル(166.7キロ)をマークしたア・リーグ5番手のメイソン・ミラーだった。その他、記事が挙げた5項目以降は以下の通り。

・マイクをつけながら好プレーを披露したトレイ・ターナー

・球宴で複数回セーブを記録した5人目の選手となったエマニュエル・クラセ

・ガン患者を支援する「Stand Up to Cancer」運動

・グリーンからグリーンへ(5回にハンター・グリーンがライリー・グリーンへの中飛に倒れた)

・現役捕手最多となる9度目のオールスターゲーム選出を果たしたサルバドール・ペレス

J SPORTS編集部

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