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野球 コラム 2024年7月1日

【広島好き】広島の今週6連戦は「盾vs盾」。打線の反発力が夏場の戦いを占う

野球好きコラム by 前原淳
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最新試合のハイライト映像

広島 vs.東京ヤクルト|プロ野球2024公式戦(6月27日)

ここまで2カード計20試合のうち半数の10試合で無得点となっていることからも、先制点が特に大きな意味を持つカードといえる。交流戦明け2勝4敗1分けと負け越す阪神だが、2日からの3連戦はいずれも好投手が予想される。今季初対戦となるリーグ最多8勝の才木から、ローテーション通りならば広島が昨季苦手とした大竹、村上の2投手が続く。

村上には前回対戦の5月21日に5点を奪ったものの、3ラン含む2安打3打点と打線をけん引した末包が離脱となった。競った試合展開を打破する役割を担う打者の台頭が待たれる。

期待される選手は坂倉か。交流戦明け5試合で打率.200にとどまるも、長打率は.533をマークする。6月26日ヤクルト戦では80打席ぶり本塁打放ち、翌27日ヤクルト戦ではサヨナラ打と、勝負強さが戻りつつある。マスクを被らない試合でも一塁での出場も増えているだけに、バットでの貢献も期待される。

広島打線は今季、週末に対戦する中日投手陣を特に苦手としている。今季10試合でチーム打率.218。1引き分けを含め6度、無得点に抑えられるなど、1試合平均1.6点しか奪えていない。

バンテリンドームで2勝2敗1分けと五分に戦えているのは、5試合で8失点に抑える投手陣の踏ん張りあってこそ。梅雨に入り、これから暑さが増す夏場は投手陣に疲労の色が見え始める時期となる。打線がいかに投手陣を援護できるか―。左太もも裏痛で離脱の末包は後半戦まで帰って来られそうにない。7月戦線最初の6連戦、打線が投手を援護する展開に持って行ければ、夏場の戦いに向けて視界も開ける。

文:前原淳

前原淳

前原淳

カープ取材歴18年。03年に地元福岡の大学を卒業後、上京。編集プロダクションで4年間の下積みをへて、07年に広島の出版社に入社。14年12月にフリー転身。現在は日刊スポーツの契約ライターとして広島担当。日刊スポーツだけでなく、NumberWebにて「一筆入魂」を隔週連載するなど幅広いメディアに原稿を執筆するカープライター。X → @mae_junjun

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