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野球 コラム 2024年6月17日

【ハイライト動画あり】早稲田大学、再三の好機を生かせず敗戦。9年ぶりの全日本を準優勝で終える。全日本大学野球選手権 決勝

野球好きコラム by 早稲田スポーツ新聞会
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早稲田先発の鹿田

前日に行われた準決勝で東日本国際大学との死闘を制し、ついに決勝へと駒を進めた早稲田大学。最後の舞台の相手は「戦国東都」を制し、大会連覇を狙う青山学院大学となった。

試合は緊迫した展開が続いた。4回に小澤周平(スポ3=群馬・健大高崎)の四球と梅村大和(教4=東京・早実)の犠打に相手の失策が絡み、1点を先制する。しかし、続く5回に2本の適時打を浴び、2点を奪われ逆転を許した。

先発の鹿田泰生(商4=東京・早実)は5回を投げて2失点。宮城誇南(スポ2=埼玉・浦和学院)、香西一希(スポ2=福岡・九州国際大付)がそれぞれ2回を無失点と強力打線相手に好投を見せた。

だが、打線はその後も再三好機をものにできず。13残塁と本塁が遠く、4回以降は追加点を奪えないままゲームセット。9年ぶりの全日本大学野球選手権を準優勝で終えた。

先発は今季公式戦では初の先発起用となった鹿田。東京六大学春季リーグ戦では中継ぎとしてプルペンを支えた男が、この大舞台の最初のマウンドを踏んだ。初回、いきなり先頭に安打を許すと、二死2塁のピンチを招く。

しかし、センター方向への大飛球を尾瀬雄大(スポ3=東京・帝京)が好捕したこともあり無失点で切り抜けた。その後は、4回まで持ち味の力強い直球で飛球を量産。2回から4回を3者凡退で締めた。

打線も初回から吉納翼副将(スポ4=愛知・東邦)の安打と印出太一主将(スポ4=愛知・中京大中京)の2塁打、前田健伸(商3=大阪桐蔭)の四球で満塁のチャンスを作る。相手先発・中西聖輝(3年)の立ち上がりを攻め切りたかったが、後続が倒れ無得点に終わった。

試合が動いたのは4回。先頭の小澤が四球で出塁すると、続く梅村が相手の失策を誘うバントを決め一塁セーフ。送球が一塁後方に転がり、処理にもたついている間に、3塁まで進んでいた小澤が本塁を狙う。相手一塁手が慌てて本塁に送球するもこれが逸れて本塁生還。

先制点を喜ぶ梅村

1点を先制し、さらに梅村はその間に三塁に到達した。安打はなかったものの、貴重な1点目を相手の隙をつく走塁で奪った。さらに無死3塁となったが、後続が2者連続三振に倒れるなど、ミスに漬け込むことはできずにこの回は1点に留まった。

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