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野球 コラム 2024年6月16日

『マイク・イマナガ2世』こと今永昇太、カージナルス打線を沈黙させ7勝目

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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今永昇太(カブス)

地元のコーヒーショップで『マイク』の偽名を使用し、本拠地のロッカーに2世の響きが良いからと、『Mike Imanaga II』と書かれたネームプレートをつけているカブス今永昇太

現地6月15日(日本時間16日)、本拠地リグレーフィールドでのカージナルス戦に先発登板すると、7回103球で4安打1失点、6奪三振無四球と快投し、今季7勝目を挙げた。試合はカブスが5-1で勝利し、「4番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也は、3打数2安打1得点のパフォーマンスで援護した。

スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』は試合後、電子版に「カブスのチームメイトが、ロッカーの装飾でショウタ・イマナガの別名に敬意を表す」と題した記事を掲載。

その冒頭で前述したコーヒーショップでの偽名について触れた上で、「カブスのチームメイトは、最近になってその事実を知り、クラブハウスにある彼の『Shota Imanaga』と書かれたネームプレートを『Mike Imanaga II』と書かれた物に取り替えたのである」と、ネームプレートの経緯について伝えた。

続けて記事では、「イマナガは金曜に記者たちに対し、コーヒーを注文する際、マイクの名を使う方が、ショウタと名乗るよりも、バリスタたちにとっては発音も綴りも簡単だと述べた」と伝えた。

また、末尾の『II』(注:2世の意で、ザ・セカンドと読む)は何故?」との問いに「イマナガは『It just sounds cool』(単に響きがカッコイイから)と述べた」とした。

そして、「彼は間違っていなかった」とし、「このオフシーズンにカブスと4年契約を結んで以降、かなりの新発見となってきたイマナガは、土曜のマウンドで、またも珠玉の投球を見せた」。

「イマナガは7回を投げ、わずか4安打1失点しか許さず、カージナルスの打者6人から三振を奪って、シカゴによる5-1の勝利に貢献したのである」と、この日の左腕の投球も「クール」であったことを示唆した。

さらに記事では、「カブスは現在71試合を消化して34勝37敗と、シーズンを通して苦戦しているが、イマナガが登板した試合は11勝2敗としている」と、今永の貢献度の高さを強調。

「7勝1敗、防御率1.89、78奪三振としているイマナガは、別名のマイク・イマナガ2世と並んで、サイ・ヤング賞受賞投手(Cy Young winner)の称号を自身のリストに連ねる候補に入っている」とした上で、末尾を「それもまた、コーヒーショップでの綴りが簡単だ」と締めくくっている。

J SPORTS編集部

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