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野球 コラム 2024年6月12日

【ハイライト動画あり】帝京大学、1点を巡るシーソーゲームを制し関西学院大学に勝利。全日本大学野球選手権 2回戦

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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関西学院大学vs.帝京大学

全日本大学野球選手権大会は大会3日目を迎え、この日2会場の第3試合終わると早くもベスト8が出揃うという状況。昼下がりの神宮球場では、投手戦を制して初戦を突破した関西学院大学(関西学生野球連盟)と、7年ぶり3回目の出場となる帝京大学(首都大学野球連盟)が対戦。

夏の日差しが降り注ぐなかプレーボールの告げられた試合は、序盤からみどころある攻防が繰り広げられる展開になった。

試合が動いたのは初回。大会3日目ながら、これが初登場となった先攻の帝京大は関西学院大先発の坂本安司(3年/長崎県立大崎)に対し、先頭の島野圭太(4年/履正社)がヒットで出塁すると、失策と犠飛で一死1・3塁とチャンスを広げる。

この後、盗塁があり二死2・3塁とした後、5番・山田一晴(2年/滋賀学園)の適時打で2点を先制する。勢いに乗る帝京大は2回、四球と単打で一死1・2塁として先発の坂本をマウンドから引きずり下ろすと、関西学院大の2番手・岡虎太朗(3年/高松西)に対し、二死満塁とチャンスを拡大するも、後続が右飛に倒れ、追加点のチャンスを逸する。

するとピンチを凌いだ関西学院大は、その裏の攻撃で無死1塁から5番・馬場和輝(4年/鶴岡東)に2ランが出て、試合を振り出しに戻す。すると関西学院大は3回、先頭打者の2塁打と投手の暴投で走者を3塁へ進めると、一死となった後、3番・両井大貴(4年/履正社)の犠飛で勝ち越しに成功する。

逆転を許した帝京大はその後、相手2番手の岡に対し、11打席連続凡退に終わるも、6回に先頭の4番・山本涼貴(3年/聖望学園)が四球を選んで久しぶりに出塁すると、単打と四球で一死満塁の絶好機を作り出す。

ここで8番・池田竜己(3年/宇部鴻城)がセンターへフライを打ち上げると、これが犠飛となって試合は振り出しに。しかし、岡に代わり登板した関西学院大3番手の古川雅也(4年/平田)の前にあと1本が出ず、この回は1点の追加に留まる。

帝京大は先発の榮龍騰が4回以降、8回まで相手に二塁を踏ませぬ圧巻の投球を見せると、攻撃では7回に二死2塁、8回に二死1・3塁と連続して得点機を迎えるも、いずれのチャンスも関西学院大4番手でマウンドに上がった守護神、溝口雄大(4年/八王子)の前に決め手を欠き、無得点に終わる。

それでも、帝京大は最終回に再び試合の均衡を破ることに成功する。帝京大は二死から3番・彦坂藍斗(3年/享栄)がレフトオーバーの三塁打を放ってチャンスを作り出すと、続く山本が左中間を深々と破る適時三塁打を放ち、連続スリーベース攻勢で4-3と遂に勝ち越しに成功する。

第73回 全日本大学野球選手権大会 2回戦~神宮球場~

【ハイライト動画】関西学院大学vs.帝京大学|帝京大学、シーソーゲームを制す

逃げ切りを図る帝京大は、最終回のマウンドに久野陽真(3年/岡山学芸館)を送る。久野は先頭打者を失策で出すと、その後、二死2塁と得点圏に走者を置くも、最後の打者を一塁ライナーに打ち取って試合を締め括る。先発・榮の好投もあり、1点を巡るシーソーゲームを制した帝京大が準々決勝へと駒を進めた。

◆試合結果
帝京大学|2 0 0 0 0 1 0 0 1|4
関西学院|0 2 1 0 0 0 0 0 0|3

◆投手
・帝京大学:榮龍騰、久野陽真
・関西学院:坂本安司、岡虎太朗、古川雅也、溝口雄大

◆本塁打
・関西学院:馬場和輝(2ラン・2回)

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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