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野球 コラム 2024年6月12日

菊池雄星、5回3安打無失点で4勝目。指揮官はストレートの変化球の組み合わせを称賛

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星(ブルージェイズ)

ブルージェイズ菊池雄星は現地6月11日(日本時間12日)、敵地アメリカン・ファミリー・フィールドでのブルワーズ戦に先発登板すると、5回97球を投げ、3安打無失点、5奪三振4四球の好投で今季4勝目(5敗)を挙げた。試合はブルージェイズが3-0と継投による完封で投手戦を制し、左腕は防御率を3.26に向上させた。

現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に「ユウセイ・キクチは火曜も力強かった」と題した記事を掲載し、その冒頭で菊池のこの試合の投球内容を要約した上で、「キクチによる4四球により、球数は早い段階で嵩んでしまったが、それを除くと、力強いパフォーマンスだった」と左腕の投球を評した。

続けて記事では、「彼が先発した、ここ11試合で複数の打者を歩かせたのは、今回が僅か2試合目だった」と、この日の四球の多さは、あくまでも例外だったことを強調した。

一方、『AP通信』は同日付で電子版に「キクチと4人のブルージェイズ救援投手が継投でブルワーズを完封し3-0で勝利」と題した記事を掲載し、その中で、「キクチ(4勝5敗)は5回3安打、5奪三振4四球で4月以来の連勝を遂げた」とした。

その上で、「キクチは前回先発した木曜のオリオールズ戦では、6回を投げて1失点だった」と、このところの左腕の好調ぶりを伝えた。

記事によると、ジョン・シュナイダー監督は試合後、この日の左腕について「彼は落ち着きを保ったね。ゾーンもタイトだった。彼はかなり良い投球をしたと思うよ。打撃の良いチームに対し、今夜は速球がかなり良かった」。

「試合が進む中で、彼はカーブとスライダーを速球と上手く組み合わせるようになった。彼の手柄だね。彼はバトルを強いられたから」と述べたとのこと。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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