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今永昇太(カブス)
『MLB.com』による最新のMLB新人王中間投票で、ナショナル・リーグでは日本人投手が1位と2位を独占し、存在感の高さを示した。
同サイトが現地3日付で発表した記事によると、投票は同サイトのエキスパート41人により行われ、1位から5位に選ばれた選手が順にそれぞれ5、4、3、2、1ポイントを獲得し、その集計で順位を決める形で行われたとのこと。
この記事を投稿したジェイソン・フォスター記者は、ナ・リーグ新人王中間投票1位に選出されたシカゴの日本人左腕の開幕からここまでについて、「イマナガは初めの2ヶ月の大部分を防御率的に野球界で最高の先発投手として過ごし、6月が幕を開けても尚、その会話に留まり続けている」と振り返った。
「彼はフォーシームの平均球速が約92マイル(148キロ)であるにも関わらず、5月までに先発した10試合中7試合を1失点以内に抑え、投球回(58)よりも多くの奪三振(59)をマークした」とした。
その上で、「しかし、その『遅い』速球はこれまでのシーズンの大半に渡り、野球界で最も価値があることを証明しており、それこそが、すでにイマナガがナ・リーグの投手で2位にランクするbWAR 2.4をマークしている大きな理由となっているのである」との寸評を添えた。
さらに記事では左腕の武器について、「また、彼は全体的なチェースレート(ボール球を振らせる割合)を36%ほどとしているが、これはリーグ平均の28.4%を大きく上回っている」と伝えている。
一方、同記者は2位にランクインした山本について、「ヤマモトはシーズンを迎えるにあたり、新人投手の中で最も大きな喧騒を作り出したが、右腕はその大掛かりな宣伝文句が少なくとも妥当であったことを論証してきた」と前置き。
そして、「彼は奪三振(65イニングで76K)でナ・リーグのトップ10に入っており、ドジャースに6勝2敗、防御率3.22という成績をもたらし、チームの先発ローテーションでは2番目に多くのイニングを投げている」と、今季のルーキー右腕による成績を振った。
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