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今永昇太(カブス)
遂に、シカゴのルーキー左腕による歴史的な、MLBキャリアのスタートが終焉を迎えた。
カブスの今永昇太は現地5月29日(日本時間30日)、敵地アメリカンファミリーフィールドでのブルワーズ戦に今季6勝目を期して先発登板するも、4回1/3を投げ、2被弾を許すなど、8安打7失点と炎上し、今季初黒星を喫した。
地元紙『シカゴ・サンタイムズ』は試合後、電子版に「ショウタ・イマナガのメジャーリーグでのスーパーヒューマンなキャリアのスタートは、カブスが6-10でブルワーズに負けた試合で幕切れ」と題した記事を掲載。
その中で、「イマナガが4回1/3で8安打7失点を喫し、カブスが6-10でブルワーズに敗れた水曜のような夜は、いつかは必ず起こることだった。ただし、ハイスコアの結果が出るまで、どれほどの長さを要したかというところは、とても見事なものだった」と伝えた。
さらに記事では、「メジャーリーグでのキャリア10試合目にして、イマナガはこれまでの9試合の合計と同じ失点(そして2点多い自責)を喫した」「1試合の被安打もキャリアワースト」「そして、彼はキャリアで初めて複数の本塁打を浴びた」とした。
その上で、クレイグ・カウンセル監督による「いいかい、彼は歴史的な調子の良さだった。そして、これはタフなリーグだ。今夜は好チームが彼を捕らえたんだ。こうなると、間を置かずに『次はどうなる』ということになるが、彼はやるべきことをやり尽くす」。
「それは我々が承知している。彼は調整を施すし、次回はより良くなる」とのコメントを引用しつつ、左腕が前回登板予定だった試合が雨で流れたことで、変則的なスケジュールで今回の登板に臨んだことを指摘した。
また、記事によるとカウンセル監督は、「歴史的なスタートは終わったかもしれないが、それでもまだ、最高のスタートは続いている。私の視点からは、何も変わっていない」。
「彼はこれまで見ていて楽しかった。彼は我々にとって多くの勝利をもたらしてくれるとても大きな存在。また彼が登板するのを楽しみにしている」とも述べたとのこと。
J SPORTS 編集部
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