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野球 コラム 2024年4月14日

前田健太、今季初のクオリティ・スタートで復調の兆し

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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前田健太(タイガース)

タイガース前田健太は現地4月13日(日本時間14日)、本拠地コメリカパークで行われたツインズとのダブルヘッダー第1試合に先発登板すると、古巣の打線を相手に6回5安打2失点(自責1)、5奪三振無四球の好投で今季初のクオリティ・スタートを達成するも、試合は延長の末、タイガースが5-11で敗れ、右腕に勝敗はつかなかった。

現地局『CBSスポーツ』は同日付の電子版で、前田の投球内容を伝える速報記事を掲載。冒頭でこの日の内容を要約した上で、「マエダは最初の2登板で4被本塁打を喫したが、土曜はボールをフィールド内に留め、今季初のクオリティ・スタートを達成した」とした。

続けて、「右腕は必ずしも支配的ではなく、空振りのストライクを奪ったのは、87球を投げてわずか6球だったが、二塁打を3本許したにも関わらず、ミネソタ打線による得点を限定した」と伝えた。

地元紙『デトロイト・フリープレス』は試合後、電子版に掲載した試合のレポート記事の中で、この日の前田の投球について、「タイガース(8勝5敗)は右腕のケンタ・マエダからソリッドな先発登板を得た」と掲載。

その上でこちらも、「彼は空振りを誘うのに骨を折った」と、右腕が奪った空振りの少なさを指摘しつつ、「6回を投げ、5安打無四球の内容で、わずか2失点(自責1)」とし、「これは今季先発登板した3試合で最高の出来だった」と伝えた。

一方、現地紙『ザ・デトロイトニュース』は、試合後に電子版に掲載したタイガースの敗戦を伝える記事の中で、この日の前田のパフォーマンスについて、「マエダによるタイガースとして3度目の先発登板は、確実にこれまでで最高だった」と伝えた。

そして、「彼はツインズの打者の態勢崩し続けた」「最初の2先発ではムラのあった彼のコマンドも、今回は正確だった」「彼は打者24人に対し、初球ストライクを15回投げた」「彼に対してインプレーにしたツインズ打線のボール初速の平均は時速87マイル(140キロ)だった」などと伝えている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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