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野球 コラム 2024年3月28日

AIが予測するラーズ・ヌートバーのMLB2024シーズン成績:さらなる飛躍を予感させるシーズン

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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AIが予測するラーズ・ヌートバーの2024年成績

昨年のWBCで、侍ジャパンの切り込み隊長として日本の大会制覇に貢献したラーズ・ヌートバー。その朗らかな人柄と、情熱的なプレーから、日本でもすっかり人気者となり、メガネをかけた彼の笑顔の看板も、街角の日常的な光景として定着した感がある。

そんな愛すべきカージナルスのリードオフマンの2024年シーズンを、AIはどう見通しているのだろうか。まずは117試合に出場したヌートバーの2023年シーズンの成績を振り返っておこう。

◆2023シーズン成績
503打席 426打数 111安打 178塁打
73単打 23二塁打 1三塁打 14本塁打
74得点 46打点 11盗塁 72四球 99三振 1死球
打率.261/出塁率.367/長打率.418 OPS .785

2021年のMLBデビュー以降、着実に出場試合数を伸ばすなか、出場試合数に加え、打席や打数はもちろんのこと、安打、塁打数、二塁打、打点、四球、盗塁、打率、出塁率などは何れもキャリアハイの数字だった。

また、初のOPS .800越えはならなかったものの、規定に達した打者で.785 OPSはポール・ゴールドシュミットに次ぐ、チーム2位の数字であり、BABIP (.307)やfWAR(3.2)といったセイバーメトリクスの数値でも、チーム2位の成績を残している。

また、シーズンを通したwRC+ 118はMLB全体でトップ50に入る成績であり、得点圏wRC+は131と非常に高い水準の数字を残していることから、将来的にはリードオフに加え、長打力が向上すれば打線の中軸を担えるポテンシャルを示したと言える。

では、AIの予想したヌートバーの今季の成績を見てみよう。

◆2024シーズンAIの予測成績
527.2打席 443.8打数 115.3安打 200.5塁打
72単打 21.4二塁打 2.1三塁打 19.9本塁打
77.6得点 64.3打点 8.9盗塁 69.7四球 104.3三振 10.3死球
打率.260/出塁率.370/長打率.452 OPS .822

パッと見て顕著なのは、長打力と生産力(得点を生み出す能力)の大幅なアップである。本塁打は約6本のプラスになっており、それに伴い長打率も.418から.452にアップ。OPSはキャリア初の.800越えとなる.822を予想しているが、これは昨季のカージナルスではチームトップの数字であり、MLB全体ではピート・アロンゾと並ぶ31位にランクインする成績となる。

セイバーメトリクスの指標ではwRC+の予想が132.6となっており、これは昨季の数字に照らし合わせると、MLB全体で16位にランクインする成績で、ナ・リーグ新人王を獲得したコービン・キャロル(133)やナ・リーグ首位打者のルイス・アラエス(132)に比肩する数字となる。

また、打点の大幅アップ(約18打点アップ)は、前述した打線で担う役割に変化が出ることを見越した予測と言えそうだ。

ちなみに現地スポーツ専門ウェブサイト『ファンサイデッド』の運営するカージナルス専門ニュースサイト『レッドバードランツ』は、2024年のカージナルス10大予想の1つに「2024年はラーズ・ヌートバーが、カージナルスで最高の選手になる」と言う予想を入れており、記事の中で「2024年はオールスター出場を争い、MVP投票で票を得るのではないか」と期待を寄せている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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